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シチトウスミレ - 陽だまり

2018/04/04 (Wed) 01:20:40

pandaさん、今晩は。
ここ数年コスミレとタチツボスミレだけの島のタチツボスミレを調べてきました。大型のものはシチトウスミレで良さそうです。写真は登山道沿の横に咲いていたものです。全体的に花、葉、草丈とも山地・内陸型より大きく、花は2-3cmの大輪。茎葉は幅3-5.5cm。丈は23cm。葉の基部は浅い心形。根生葉は腎形で2cm。距の色は白~紫と幅広く変化に富みます。

Re: シチトウスミレ - 陽だまり

2018/04/04 (Wed) 01:41:33

中央部が白く抜ける花色、側弁が横に大きく展開し横幅が広い花、深い葉脈の溝、やや厚く艶があり深緑色をした葉など、家の近くのタチツボスミレとは異なりますが、普通に見るサイズの花と葉を持ったものから中間サイズのものまで連続して見られるのでタチツボスミレの変異の一型と考えた方が良さそうな気がしました。写真は花も葉も中間サイズのものですが、普通のタチツボスミレよりずっと大きいです。

Re: シチトウスミレ - panda

2018/04/06 (Fri) 07:35:03

陽だまりさん、おはよつございます。久しぶりの雨になりましたね。野の花も一息ついてるかな?
いがりさんのスミレの話を読んでいて、タチツボスミレの論文が見つかりました。読んでいてめんどうだなぁと思いましたが、陽だまりさんのコメントを読んでて少し分かったかも!
こまさん達からもシチトウスミレについて、相談したいけど今旅先だそうです。いろいろ教えてくださいね。
シチトウというと、シダにもハナワラビで悩ましいので、苦笑してます。ツヤスミレとはどうですか?

Re: シチトウスミレ - こまつな

2018/04/08 (Sun) 12:12:04

pandaさん、陽だまりさん こんにちは。
先週伊豆大島に行って来ました。船で日帰りの5時間弱の間でしたが、海岸沿いの道路やその脇の土手などで、シチトウスミレと思われるものを撮って来ました。第一印象はやはり葉も草丈も大きいなと思える事でした。
この画像のものの根生葉を測ってみましたが、縦径が4cm、横径が5cmでした。

Re: シチトウスミレ - こまつな

2018/04/08 (Sun) 12:15:30

草丈は30cm程度で葉脈に赤斑が見られたものも多数ありました。

Re: シチトウスミレ - こまつな

2018/04/08 (Sun) 12:31:58

茎葉の大きさも根生葉同様の大きさで、花の横径は3.3cmでした。その他海岸沿いの草地や林道では普通のタチツボスミレに似たタイプ、山頂に近い場所では、極端に小さいタチツボスミレもありました。色々なタイプがあるな、という感想ですが、この画像のものはシチトウスミレで良いでしょうか。
また、自宅で栽培した沖縄のツヤタイプの物を持っていき、その場で比較してみましたが、大きさに大分差があり、またシチトウと思われるものは艶もありましたが、沖縄のものほどではありませんでした。

Re: シチトウスミレ - 陽だまり

2018/04/09 (Mon) 07:30:51

みなさんおはようございます。
こまつなさん、本場のシチトウスミレをありがとうございます。こちらのシチトウスミレ型としているものの根生葉は横幅5.4cm、長さ4.8cmで幅のほうが広いです。茎葉はやや小さくなりあ横幅3.5cm~4.5cm程度です。茎葉はシチトウスミレよりやや小さいようです。草丈は最大で25cm。花は大きいものは横幅2.0~3.5cmです。ここの花は横幅が広く、花弁の幅が広く、花色も特徴があります。大きいものも小さいものも花は同じです。色はやや青味を帯びるタイプもあります。赤斑は出現頻度が高いです。

Re: シチトウスミレ - 陽だまり

2018/04/09 (Mon) 07:35:16

距の色はこの写真のように白もあれば、赤紫を帯びるものもあり一様ではありません。以前だったら、ツクシシチトウスミレなどと名前がつけられたかもしれません。

Re: シチトウスミレ - こまつな

2018/04/09 (Mon) 23:05:31

皆様 こんばんは。
陽だまりさん、大島の大きなタチツボさんはシチトウスミレで大丈夫部なのですね。よかったぁ~。有難うございます。
山頂近くでは火山灰とか、溶岩のせいか、草丈や花も小さく、葉は長さ1cm、厚みがあり葉裏が赤褐色のもありました。
写真は静岡の山で、白花に近い花付きのよいタチツボスミレです。枝がもうだいぶ伸びていましたが華やかでした。

Re: シチトウスミレ - 陽だまり

2018/04/10 (Tue) 07:35:17

皆さんおはようございます。
「浜栄助著、原色日本のスミレ」にカラーの図譜と解説があります。産地は大島町元町産とあります。こまつなさんの写真と同じ島のものですね。本場のシチトウスミレだと思います。
こちらのものは葉の色が濃いものが多く、小型のものほどその傾向が強いです。花は花弁が幅広くタチツボらしくないものが多いです。機会があればこちらのものと比較してください。
今年の交雑種です。翼がほとんどなく、スミレと(シハイ、フモト、ヒメ)のどれかとの雑種と思いますが決めかねています。

Re: シチトウスミレ - panda

2018/04/10 (Tue) 23:58:04

陽だまりさん、本場のシチトウスミレの画像はよかったですね。タチツボスミレは小さくなったり、大きくなったり、いろんな形になるので連続している場合など、どこから?って判断できないことがあります。
ヤマジノギクやノコンギクもそうですよね。でも、それなりにまとまりがあるから、シチトウスミレもそうなのかなぁ…
今度出会うことがあったら、教えてください。

今年はヒナスミレにあちこちで会いました。長崎ではみたことがないので、ヒナスミレってこんなにどこにでもあるのかなと悩みました。ちょうどヒナスミレの時期だったのかも。ヒナスミレですよね (^^ゞ

Re: シチトウスミレ - 神戸の望月

2018/04/13 (Fri) 17:55:46

みなさまこんばんは。

シチトウスミレの画像を興味深く拝見しました。
タチツボスミレ類つながりで、オオタチツボスミレの話です。

兵庫県では、冬の積雪量が50㎝を超えるような中北部でオオタチツボスミレの自生が確認されていましたが、先日、南部の山地の標高400m付近で見つかりました。
瀬戸内海から6㎞ほど離れた場所で、近畿地方の自生地としては、おそらく南限になると思います。
先日、じゅくじゅくした湿地で、ネコヤナギやマルバヤナギと混生するヤマヤナギを観察しに行った際に出会ったのですが、渓流沿いの斜面に50個体以上群生していました。
タチツボスミレも混生していたので、両種の雑種であるムラカミタチツボスミレの存在を期待して探しましたが見つけることは出来ませんでした。
オオタチツボスミレは花期の草丈が高く、葉も大ぶりで、距が白く左右にやや扁平で、花茎がほとんど根生せず、もっぱら茎生すると言う外見上分かりやすい特徴を備えています。
専門家に標本鑑定を依頼し、お墨付きも頂きました。
徳島の自生地と近畿地方を繋ぐような場所だと言うコメントも頂きました。

この画像がそのオオタチツボスミレです。

Re: シチトウスミレ - panda

2018/04/13 (Fri) 22:03:05

スミレ好きもどきの私には、手も足も出ません。
シチトウスミレを見てみたい。オオタチツボスミレを見てみたい‥‥です。
スミレ好きさん達のコメントを楽しみに待ってます。

Re: シチトウスミレ - こまつな

2018/04/15 (Sun) 10:36:48

皆様 こんにちは。
ムラカミスミレは過去に2度ほど広島県でみました。
樹林下の木漏れ日程度の登山道でしたが、オオタチツボスミレが多く、タチツボスミレはわずかしか見えなかったのですが、近くにムラカミスミレの群落がありましたよ。花はオオタチに似ていましたが、距は紫色でした。

Re: シチトウスミレ - 神戸の望月

2018/04/15 (Sun) 14:22:40

こまつなさん、こんにちは。

ムラカミタチツボスミレの見事な画像をありがとうございます。

多雪地帯でないオオタチツボスミレの自生地について、いくつかご質問を頂いたので、その周辺の植生について記しておきます。

明るく開けた渓谷沿いの斜面にオオタチツボスミレの群落があります。
水の流れの側では、ネコヤナギ、マルバヤナギ、ヤマヤナギ、ウラジロウツギ、コゴメウツギ、キブシ、オオバヤシャブシ、ヤマアジサイ等の落葉樹が生え、その足元には、タニガワスゲ、フキ、シロバナネコノメソウ、ニシノオオタネツケバナ、ミヤマキケマン等の姿があります。
谷川から斜面を登り、オオタチツボスミレの群落に至る辺りには、ウリカエデ、ウリハダカエデ、マルバアオダモ、ミズキ、ヤマザクラ、ヤマウコギ、、ヤマナラシ、クロモジ等の落葉樹が優占する中、シロダモ、アセビ、ナワシログミなどの常緑樹も交じって生えていますが、冬の林床は明るいです。
その周辺の草本には、タチツボスミレ、ナガバノタチツボスミレ、ヒトリシズカ、ツルカノコソウ、キンミズヒキ、ウド、キランソウ、アカショウマ、スズシロソウ、ヒメカンスゲ等があります。
明るく開けた谷筋では、つる植物が繁茂して他種を圧倒していることが多いですが、ここでも、アケビ、ミツバアケビ、アマチャヅル、フジ、サルナシ、ムベ等が生い茂っています。
幸い常緑つる植物はムベだけで、今のところは、オオタチツボスミレの群落が冬も暗い影で覆われてしまうような事態にはなっていません。
少し上流に目を転じれば、岸壁にウバユリが群生している所が印象的で、アブラシバ、テキリスゲ、ヒゴクサ、ギンレイカ等も見られます。
更に上流へ行き、クジャクシダが姿を現してくる辺りになると、いくつかの希少種も生育しています。
概して植生の豊かな谷です。

ネコヤナギの枝の上でヤナギハムシが恋のさや当てを演じていました。

Re: シチトウスミレ - 陽だまり

2018/04/17 (Tue) 07:31:21

皆さんおはようございます。
スミレについては言いたいことがたくさんありますがそれは追って。風雨の土曜日、シハイスミレとヒゴスミレの混生地を探して7時間歩き回りました。フィルターは雨粒とゴミが付着してふき取る気にもなれませんでしたが、目出度くシハイトヒゴが混生する山を発見。フモトスミレもあるので交雑を期待しています。写真はコおいタチツボスミレとヒゴスミレのツーショツト。

Re: シチトウスミレ - 神戸の望月

2018/04/17 (Tue) 22:37:34

みなさまこんばんは。

タチツボスミレを観察していると、花期に前年の茎と葉がよく枯れ残っている個体に出会うことがあります。
この画像は、そうした個体を標本にしたものです。
茶色く写っている前年の茎と葉が多くあります。
花期には前年の茎と葉は、枯れてしまって見られないことの方が多いので、種としての特性ではありません。
何らかの条件のもとで見られる現象だと思います。
他のスミレ類で、花期に前年の茎と葉が枯れ残っている個体をご覧になった方がいらっしゃれば、ご教示ください。
よろしくお願い致します。

Re: シチトウスミレ - panda

2018/04/18 (Wed) 01:27:23

皆さん、こんばんは。
深くなりすぎて、私のスミレ経験くらいでは太刀打ちできません。楽しみに読んでいますので教えてくださいね。
陽だまりさん、ヒゴとの交雑は葉が切れ込むのでわかりやすいですが、見てみたいです。混血のお花の顔、きっと美人でしょうね。
いろんなスミレを植えてるけど、自然には交雑しないですね。

Re: シチトウスミレ - 神戸の望月

2018/04/19 (Thu) 22:55:45

この画像のタチツボスミレも前年の茎と葉が花期に残っています。
赤い矢印の所には前年の果実も残っています。
上の画像のタチツボスミレは乾いた明るい斜面に、このタチツボスミレは渓流沿いの薄暗い岩場に生えていました。

Re: シチトウスミレ - 神戸の望月

2018/04/19 (Thu) 23:02:57

ナガバノタチツボスミレも、枯れた前年の茎と葉が花期に残っていることが時々あります。
この画像では、枯れた細長い前年の葉の形もよく分かります。
生育環境だけが原因でない、何らかの系統があるのかなとも思いますが、まだまだ観察不足でこれといった考察もありません。

ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/03/29 (Thu) 22:14:12

pandaさん、こんばんは。

そちらにはないヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)の話で恐縮ですが、その花の咲き方を観察しました。
ヤマネコヤナギは、水辺を好むネコヤナギやイヌコリヤナギなどとは異なり、日当たりの良い乾燥地に生える種です。
雄株は、黄色い葯が目立つ花期になると人目を惹きます。

この画像は雄株です。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/03/29 (Thu) 22:19:59

雄花序に注目すると、日の当たり方いかんに関わらず、全て基部から咲き出し、先端部にかけて順に咲き上がっています。

この画像の雄花序の基部が黄色くなり、盛り上がって来ているのは、オシベが伸び葯が目立っているからです。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/03/29 (Thu) 22:26:00

この画像の雄花序も同様で、ネコヤナギのように、より受光量の多い花序の先端部や中部などの雄花が先に咲き始めることはありません。
受ける光とは無関係に、花序の基部から咲き初め、先端部へと咲き上がり、例外は見つかりませんでした。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/03/29 (Thu) 22:35:05

ネコヤナギの雄花序が湾曲しながら咲いていくのは、受光量の多い部分の雄花が最初に咲き、そこから周囲に咲きひろがるため、咲いている雄花の部分と咲いていない雄花の部分で花序の成長速度が異なるためですが、ヤマネコヤナギの雄花序のように、一律基部から咲き上がると、花序がほとんど湾曲しません。
やはり基部から咲き上がるネコヤナギの雌花序が湾曲しないのと同じです。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/03/29 (Thu) 22:40:33

ヤマネコヤナギの雌花序は、ネコヤナギの雌花序同様、基部から咲き上がります。
そして咲き上がる時間が雄花序は数日かかり、雌花序はほとんど1日ということも同じです。

この画像は雌花序です。わずかに先端部の雌花が未開花です。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/03/29 (Thu) 22:44:53

次に、キヌヤナギです。
キヌヤナギは朝鮮半島原産で、日本では各地で野生化しています。
自生地の状況は分かりませんが、私は水辺で見ることが多いです。
キヌヤナギの雄花序はネコヤナギ同様、日の良く当たる部分から開花し、その周囲へと咲き広がって行きます。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/03/29 (Thu) 22:46:10

キヌヤナギの雌花は日本では見つかっていないようです。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/03/31 (Sat) 09:45:50

オノエヤナギの雄花序の花の咲き方についても追加投稿させて頂きます。
オノエヤナギは九州には分布しないようですが、「中部地方以北の山地の水辺に近いところにふつうにみられる」(山渓ハンディ図鑑『樹に咲く花』)種です。
兵庫県では、平均気温の低い高所の渓谷沿いなどに分布しています。
ネコヤナギ同様、水辺を好むヤナギの仲間です。

花期の雄株は華やかです。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/03/31 (Sat) 09:47:57

雄花序の雄花はネコヤナギと同じく、日の良く当たる所から開花し出し、そこから周囲の雄花が順に開花します。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/03/31 (Sat) 09:51:16

1つだけ、面白い例外がありました。
それは、先端部と基部の雄花が同時に開花し出している花序です。
何があったのでしょうか。

お詫びと訂正 - 神戸の望月

2018/04/01 (Sun) 19:10:13

みなさま、こんばんは。

上の投稿に重大なミスがありました。
親切な知人がヤマネコヤナギは、サイコクキツネヤナギの間違いではないかとメールして下さり、改めて花の器官を調べてみると、やはり知人のご指摘通り、サイコクキツネヤナギでした。
雄花のオシベが2個と言う特徴はヤマネコヤナギもサイコクキツネヤナギも同じですが、ヤマネコヤナギは苞が狭楕円形で上部が黒く、サイコクキツネヤナギは苞が楕円形で先端が鈍く、上部は褐色か暗褐色をしています。
この画像は上の投稿で写した雄株の雄花を写したものです。
暗く写っていますが、苞の上部は褐色で、黒色ではなく、先端の形も鋭く尖らず、鈍くなっています。
知人に送って見て頂いたら、この苞の形はサイコクキツネヤナギですと言う御返事を頂きました。
それに、オシベが伸びてくる前の葯のオレンジがかった色もサイコクキツネヤナギのものだと言うご意見も頂戴しました。
ありがとうございます。親切な知人がいて幸せです。
今度一杯ご馳走させて下さいね。

お詫びと訂正 - 神戸の望月

2018/04/01 (Sun) 20:17:27

上の投稿の雌花序も検証しました。
同じ木の異なる雌花序を写したのがこの画像です。
苞の先端が鈍く、尖らず、黒っぽく写っていますが、実際は褐色です。
これも知人に見て頂き、やはりサイコクキツネヤナギだろうと言うご見解を示して頂きました。
重ね重ね、植物名を間違っていたことをお詫び申し上げます。
どうもすいませんでした。
サイコクキツネヤナギは、ヤマネコヤナギ同様、日当たりの良い乾燥地に生える種です。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - panda

2018/04/03 (Tue) 22:13:43

望月さん、こんばんは
ヤナギのことありがとうございます。花が下から咲きあがるとか、光の当たるほうから咲くとか考えたことがなかったので、そんな見方もあるのかと感心しました。
ヤナギは難しいですね、一時期ヤナギを攻略しようと頑張ったことがありますが、雑種なのか?図鑑と一致しないこともあり、途中で挫折しています。まだ画像は残っているので、もう一度挑戦してみようかな?外の時はご指導くださいね。
ドングリの芽が可愛かったので貼ってみます。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/04/03 (Tue) 22:30:59

pandaさん、こんばんは。

元気に山歩きをされたようで何よりです。
サイコクキツネヤナギは、九州では福岡に自生しているようですね。
過去の画像を確認すると、たくさんサイコクキツネヤナギの写真を撮っていたました。
あらためて器官の特徴などを見直したりしていると、キツネヤナギのキツネの語源はこれやと言うコメントを書いた画像がありました。
この画像がそれです。
これは雄花の絹毛が出て来た所です。
どうです、ネコヤナギなどの銀白色とは異なり、まさしくキツネ色の絹毛です。
キツネヤナギもオオキツネヤナギも見たことはありませんが、キツネヤナギの「キツネ」は、苞に生える鉄さび色の長い毛
に由来するようですね。
この画像の絹毛も展開前の苞に生えているものですから、同じものですが、図鑑やネットでは、この時点の写真や画像は載っていないようなので投稿させて頂きました。

お気づきになられたでしょうか、そうです、花芽を包んでいた芽鱗の先端が割れたようになったものが写っています。
ヤナギの仲間の冬芽の芽鱗は、前出葉(側芽として発生したシュートの最初に作られる葉)2枚の片側が合着して1枚となり、腹側が重なり合うタイプと、それらが完全に合着して帽子状になるタイプがあります。
サイコクキツネヤナギの芽鱗では、どちらのタイプも見られます。  

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/04/03 (Tue) 22:33:54

この画像はこの上の画像より花序が成長して、葯が絹毛の下に目立ってきています。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - 神戸の望月

2018/04/03 (Tue) 22:47:36

サイコクキツネヤナギの雌花では、絹毛がキツネ色のものは見たことがありません。
ネコヤナギのような銀白色です。
この画像の芽鱗は完全に合着した帽子状です。

ドングリの子葉の画像をありがとうございます。
兵庫県の北部にこの子葉むき出しのドングリを「かあちゃん弁当」と呼ぶ所があります。
これはコナラでしょうか。

現在は九州の北部にのみ局所的に自生するノヤナギをぜひ一度見てみたいです。

Re: ヤマネコヤナギとキヌヤナギの花の咲き方 - panda

2018/04/12 (Thu) 00:09:04

望月さん、こんばんは。
サイコクキツネヤナギのキツネ色、確かに拝見しました。楽しいですね、こんな名前・
ノヤナギは九州北部もですが、熊本などの野焼きのあとにけっこう見かけます。可愛いヤナギですね。

肥満体のオニシバリ - 陽だまり

2018/03/21 (Wed) 10:12:09

pandaさんこんにちは。
春の彼岸が春の嵐になってしまいました。低山ではアブラチャン、シキミ、オオバヤシヤブシ、キブシ、ヤドリギ、ヒサカキ、オニシバリ、コショウノキなどが満開です。
本田郁夫,植物生態観察図鑑にナニワズの雌花、雄花(両性花)が詳しく書かれているのが気になっていて、当地のオニシバリはどうなのだろうと見にゆきました。
これは萼筒の裂片が6枚の花です。5枚の花もありました。

Re: 肥満体のオニシバリ - 陽だまり

2018/03/21 (Wed) 10:37:31

左は普通の雄花、中二つは雌花、右は裂片が6枚の肥満体雄花。普通サイズの雄花雌花とも萼筒の長さはほぼ同じ。雌花の萼筒のほうがスリムに見えます。過去に撮影した複数の自生地も同様で、ナニワズのよう雌花の萼筒が雄花より短い花はまだ見ていません。
肥満体の雄花は萼裂片の枚数と同じ6個の雄蕊が上下2段にあり、子房も大きいです。ナニワズの雄花は他花受粉すれは結実するそうです。この肥満体雄花も人工授粉で結実させれば大きな実が付くのかな?

Re: 肥満体のオニシバリ - panda

2018/03/23 (Fri) 22:05:36

陽だまりさん、こんばんは
オニシバリは石灰岩質の山では時々お目にかかるのですが、長崎ではまだ見たことがありません。雄花と雌花の違いも見つけられないでいます。それに、ナツボウズというのに夏葉があるみたいで、いつ落葉したのか続けて観察できないので謎のままです。
本田さんのHPも面白いですね、本もアマゾンのなかみ拝見で少し読んでみました。ウマノスズクサのところも面白いですね。
さて、オニシバリですが、雌花は花粉がでないのですね。そして、雄花は両性花のように見えます。もしかしたら、他の花粉をつけたら結実するのかも・・・と私も思いました。オニシバリ、育ててみたくなりました。

Re: 肥満体のオニシバリ - 陽だまり

2018/03/27 (Tue) 07:33:18

pandaさんおはようございます。
昨夜、平尾台で山火事がありました。帰宅の途中に火が見えたのでカメラを取りに帰って近くの高台から撮影。
年々野焼きの範囲が縮小されており草原が減少しつつあります。

Re: 肥満体のオニシバリ - panda

2018/03/27 (Tue) 22:27:17

陽だまりさん、こんばんは
平尾台が山火事ですか?誰かが火をつけたとかじゃなくて?
五島の鬼岳は野焼きのころになると、山火事になったりしていました。
野焼きは大変な作業なので、だんだん縮小されていくのでしょうか、長崎も草原の面積が狭くなっています。どうしたらいいのでしょうね…

ネコヤナギとクロヤナギの花の咲き方の違い - 神戸の望月

2018/03/12 (Mon) 21:58:48

pandaさん、こんばんは。

今年ネコヤナギの群生地で、初めてその変種のクロヤナギに出会いました。
1個体のみで、栄養繁殖したクローンは出来ていません。
先日開花の様子を観察していると、ネコヤナギとは異なっている点がありました。

画像はクロヤナギとネコヤナギの2ショットです。

Re: ネコヤナギとクロヤナギの花の咲き方の違い - 神戸の望月

2018/03/12 (Mon) 22:04:22

ネコヤナギの雄花は、花序の日の良く当たる所から、オシベが伸びてきます。
そしてそこからその周囲へと、順番にオシベが伸び出し、全てのオシベが伸び終わるまで、数日を要します。

Re: ネコヤナギとクロヤナギの花の咲き方の違い - 神戸の望月

2018/03/12 (Mon) 22:15:27

ネコヤナギの雌花は、花序の基部から先端部へと、メシベが伸びて来ます。
メシベが伸びる速度は速く、1日か2日位で、全てのメシベが出そろいます。
オシベの展開がゆっくりなのは、花粉をポリネーターに運んでもらう機会を長くするためで、メシベの展開速度がゆっくりなのは、花粉受け入れ態勢を早くととのえるためだと思います。

この画像のような花序の下の方だけ、メシベが伸びているものを探すのはなかなか難しいです。気づけば全てのメシベが伸びていることが多いです。

Re: ネコヤナギとクロヤナギの花の咲き方の違い - 神戸の望月

2018/03/12 (Mon) 22:23:14

クロヤナギはネコヤナギの変種とされていますが、ネコヤナギとの違いは、花序の絹毛がないことです。
むき出しになった黒い苞が目立っているため、黒花ネコヤナギとも呼ばれているようです。
今のところ、クロヤナギは雄下部しか見つかっていないようで、私が見たものも雄花しか付けていない雄株でした。

クロヤナギの雄花はネコヤナギの雌花のように花序の基部から先端部へと、咲上がって(オシベが伸びて)行きます。
18個の花序で確認しましたが、例外はありませんでした。

Re: ネコヤナギとクロヤナギの花の咲き方の違い - 神戸の望月

2018/03/12 (Mon) 22:27:59

オシベが伸び出した花序を拡大すると、オシベが伸びて開いた黒い、披針形の苞の一つ一つがよく分かります。
葯の色はこの個体ではピンクで、ネコヤナギのえんじ色とは異なっていました。

Re: ネコヤナギとクロヤナギの花の咲き方の違い - 神戸の望月

2018/03/12 (Mon) 22:29:51

満開のクロヤナギの花序です。

Re: ネコヤナギとクロヤナギの花の咲き方の違い - 神戸の望月

2018/03/12 (Mon) 22:32:40

黒い苞と赤い苞が入り交じったクロヤナギの花序です。
この花序には、オシベが育っていません。

Re: ネコヤナギとクロヤナギの花の咲き方の違い - 神戸の望月

2018/03/12 (Mon) 22:39:43

ネコヤナギは、特に新しい枝の先の方に毛が多いものですが、クロヤナギは、そうした箇所もほとんど無毛でした。

この上のクロヤナギの説明の所で、「クロヤナギは雄下部しか見つかっていない」と間違って書いてしまいました。雄下部を雄株に訂正させて頂きます。
申し訳ありません。

Re: ネコヤナギとクロヤナギの花の咲き方の違い - panda

2018/03/12 (Mon) 23:58:27

望月さん、こんばんは。
めずらいしいものを見せていただいてありがとうございます。クロヤナギというのもあるんですね。ネコヤナギの変種と言っても、奇形とか突然変異じゃないのですよね。教えてもらわなければ、あれ?このネコヤナギ毛がないと見過ごしてしまいそうです。いつか出会えたら望月さんに感謝しなくちゃですね。ありがとうございます。

Re: ネコヤナギとクロヤナギの花の咲き方の違い - 神戸の望月

2018/03/13 (Tue) 21:17:52

pandaさん、こんばんは。

温かいお返事を頂き、ありがとうございます。
この素敵な場所に投稿させて頂き、楽しい時間を何度も過ごすことが出来ています。わーーーーい。

ヤナギの仲間の雄花序と雌花序の咲き方は、私が知っている限りでは、ネコヤナギと同じものが多いです。
クロヤナギのように雄花序にして、基部から咲き上がるものは例外的だと思います。
花序が光を感知する仕組みがないのか、機能していないのか。
はたまた、他の理由があるのか。
うーーーーん。

テングチョウがネコヤナギの雌花序の蜜を吸っていました。

このスミレは? - panda

2018/03/05 (Mon) 23:00:54

忙しくて調べきれなかった花調べをしているのですが、このスミレは片親がヒゴなのかエイザンなのかわかりません。
少し離れたところにヒゴスミレ、近くにはエイザンスミレがありますが、どちらも数が多いのでどちらが親なのかわかりませんでした。永遠の謎なのなのでしょうか?
こまさん達に熊本地震のとき案内しようとしていたスミレです。

Re: このスミレは? - こまつな

2018/03/07 (Wed) 17:21:21

pandaさん、こんにちは。
綺麗な交雑のすみれですね。なんでしょう~~。
片親はエイザンスミレ?ヒゴスミレが関係していたフイリタナオスミレを思い出しますが、切れ込みがそれほど深くない様に思えますが。葉の裏は赤みはないですね。
う~~ん、難しいです。葉はややくすんだ緑色という感じもするし、もう一方の親スミレさんも知りたいですね。

画像はオキナワスミレ(全然関係ないですがm(__)m)

Re: このスミレは? - panda

2018/03/08 (Thu) 15:41:19

こまさんでもわからないとなると迷宮いりかな。
片親はスミレだと思う。
来年は熊本のスミレをもう一回リベンジしよう…陽だまりさんからも、スミレのこと教えてもらいたい。やりたいこといっぱい!

Re: このスミレは? - panda

2018/03/08 (Thu) 15:49:28

これは近くのエイザン

ところで、エイザンとヒゴは雑種にならないの?

Re: このスミレは? - こまつな

2018/03/08 (Thu) 22:33:01

調べてみました。
エイザン×ヒゴは ヒラツカスミレ
エイザン×スミレは エドスミレ
ヒゴ×スミレは スズキスミレ

エイザンが関係すると花弁の縁ががちょっと波打つ事があった様な事を思い出しました。これはないですね、

来年のリベンジに連れて行ってください!
画像は2015年にみたヒラツカスミレです。葉の様子がわかるかな。

Re: このスミレは? - 陽だまり

2018/03/09 (Fri) 07:35:21

pandaさん、こまつなさんお早うございます。
pandaさんの雑種スミレ、。葉が細長くて基部がスペード型、葉柄に翼がある。花はスミレ型等から片親はpandaさんと同じでスミレ(mandshurica)の可能性が高いと思います。距は真横から見えないですがどちらかというとエイザン型でしょうか。
こちらはヒゴとエイザンが住み分けているので悩みませんが、そう遠くないところにヒゴスミレとエイザンスミレがあればその雑種ヒラツカスミレがでる可能性があり、種子は稔性があるとのことなので浸透交雑、閉鎖花による自家受粉の繰り返しでヒゴとエイザンの中間的なものがある可能性もありますね。

ヒゴとエイザンを異なる山系で比較しても、3裂、5裂で単純に分けられない個体があるし、エイザンでも花色の濃いタイプは花弁の縁は波打ちません。図鑑は典型的なものと割り切るしかありません。

写真はヒメスミレ(ツクシヒメスミレ型)×アリアケスミレと思われる雑種。大型です。花後も経過観察をしましたが種子はできませんでした。

Re: このスミレは? - panda

2018/03/09 (Fri) 20:21:20

こまさん、陽だまりさん、こんばんは
こまさん、雑種の名前ありがとうございます。野焼きをした山の草原にヒゴが、林縁にエイザンがすみ分けていて、この雑種はエイザンの近くに咲いていました。私としてはエドを期待しているんです。ラインでvolさんが「直感でエド」と言ってくださったときは「やった!」と思ったけどね(^^ゞ

それで、距の形をならべてみました。

陽だまりさんのアドバイスで、ヒゴとエイザンは距の形が違うことに気が付きました。ありがとうございます。

Re: このスミレは? - panda

2018/03/09 (Fri) 20:44:51

こまさん、ヒラツカスミレの画像ありがとうございます。いこんなに細い葉が混じっているとわかりやすいですね。
近くのエイザンとしてあげたのは、よく見るとヒラツカかもって思ったんです。でも細部の写真を撮っていませんでした。

陽だまりさんのヒメスミレとアケボノの雑種、きれいですね。どちらも形が整っているから一段と美人です。ここにもアケボノがけっこう咲いていたので、もっとよく見ればいろんなのがあったのではないかと思います。フモトとヒゴの雑種はたくさんありましたよ。

Re: このスミレは? - 陽だまり

2018/03/10 (Sat) 07:44:44

上でヒナスミレ×アケボノスミレと書いたのは誤記。ヒナスミレ×アリアケスミレです。出勤前にあわてていて見直していませんでした。最初はフモト×アリアケスミレではと思いましたがその後ヒメスミレ×アリアケスミレに修正。今年、発芽直後の葉の色と形を確認して見直す予定です。

写真はヒノクマスミレ(アカネスミレ×コスミレ)と思っているもの。これまで見た雑種スミレの中で花も葉も最大級のものでした。

Re: このスミレは? - panda

2018/03/12 (Mon) 23:54:25

陽だまりさん、こんばんは
豪華なヒノクマスミレをありがとうございます。花はアカネちゃんの雰囲気がありますね。でも、長崎ではアカネスミレはあまり見かけないので、せっかく画像を見せていただいたのに、これは無理かなぁ。
コスミレは多いですが…もしあるとすれば、スミレとの雑種かな。でも、見分けにくそうな感じがします。春のスミレ、道端にもあちこちに咲き始めました。

セリバオウレンが満開でした。

すみれさん達 - こまつな

2018/03/01 (Thu) 18:04:18

pandaさん、こんちは。
知人のお庭に生えてたすみれさんを写して来ました。
多分リュウキュウコスミレと思いますが、今頃が一番の時期かな。もう、そちらでもそろそろ咲いていますか。

明日からすみれ見学のお客さんがいらっしゃいます。
私も久しぶりの所だから楽しみです。帰ったら別なすみれさんも持ってくるね。

Re: すみれさん達 - 陽だまり

2018/03/03 (Sat) 10:06:47

pandaさん、こまつなさんこんにちは。ご無沙汰しています。
来週からスミレ調査を始めます。昨年、兵庫県の研究者さんを案内した時にスミレの話になりました。タチツボスミレのDNAはすぐ近くの群生でも異なる結果になったと報告した論文があるそうです。遺伝についての本を読むと自家受粉するタイプは劣性遺伝の形質があらわれる確率が高くなるとも書いてあります。タチツボスミレの仲間に変異が多いのはそのあたりに理由があるのかなどと思っています。
写真は海岸性の大型のタチツボスミレで強い光沢があることからシチトウスミレかな。福岡県、山口県で見ています。小型のツヤスミレは大分県で見ます。スミレの仲間は図鑑の記述と一致しないタイプが多いと思います。

Re: すみれさん達 - こまつな

2018/03/03 (Sat) 22:25:03

pandaさん、陽だまりさん、こんばんは。
陽だまりさん、シチトウスミレについては今、丁度知りたいなぁと思っていた所でした。
実は今日、沖縄のタチツボスミレを見て来ましたが、ツヤスミレ似なのか、シチトウスミレ似なのか、沖縄のタチツボスミレが何なのか、この頃分からなくなって来ている所でした。実際に見た事がないので、今年は春にシチトウスミレを見に行って比べてみたいと思っています。すぐ近い所でもDNAが異なる事があるという事、スミレの仲間は図鑑の記述と一致しないタイプが多いというご意見にとても納得しました。
画像は今日見た沖縄のタチツボスミレです。雨の中で写したのですが、乾いている時でも光沢はあります。

Re: すみれさん達 - 陽だまり

2018/03/04 (Sun) 00:07:00

これは山口県のシチトウスミレタイプ。"いがりまさし,日本のスミレ"と"浜栄助,原色日本のすみれ"は葉脈に沿って赤い斑がはいった写真や図です。原色日本のすみれの記述を要約すると『大きいことを除いては普通のタチツボスミレと変わらず、大小や形態は連続的に連なりどちらの名称にするか判断に困るものも多い。海岸沿いであるため葉質もいくらか厚く,光沢のあるものも多い』。
はじめて見た印象はでっけー! でした。

Re: すみれさん達 - 陽だまり

2018/03/04 (Sun) 00:47:33

こまつなさんへ
これは大分県で撮影したツヤスミレです。こまつなさんの写真と同タイプのように見えます。
Yリストのシチトウスミレ(別名ツヤスミレ)と原色日本のスミレに記載されたツヤスミレは異なるもののように思えます。
以下は原色日本のスミレのツヤスミレの記述です。
学名は f.lucida (Nakai) F.Maekawa で、タチツボスミレの品種。
形態の説明は『葉質が普通のタチツボスミレよりも厚く、両面に光沢のあるもので、西日本を主体に各地の海岸沿いや島々に多い。沖縄のリュウキュウタチツボスミレと呼ばれたものもこの型である』
いがりまさしさんの日本のスミレもツヤスミレの学名はf.lucida (Nakai) F.Maekawaです。

一方、Yリストのシチトウスミレの学名に f.lucida (Nakai) F.Maekawa は含まれていません。タチツボスミレで検索してもf.lucida はヒットしません。

ツヤスミレはシチトウスミレの別名として使われていたが、西日本型に多い、タチツボスミレの葉の両面に艶があるタイプにも使われていたと考えたほうが良さそうです。

Re: すみれさん達 - panda

2018/03/04 (Sun) 02:07:24

みなさん、こんばんは。
スミレの季節になりましたね、長崎もすっかり春らしくなりヒメスミレが咲いていました。
陽だまりさん、シチトウスミレというものもあるのですね。気になって長崎の海岸に咲くツヤスミレとしてアップしたものをもう一度見てみました。
タチツボスミレの海岸型と思っていたのですが、スミレ愛好会の方からいただいた、近畿地方のスミレ類を見ると、葉のツヤのほかに葉脚がやや開いた平たい心形になると書いてあります。また茎が横に広がり斜上する傾向があるということでした。長崎では海岸に2月中頃から咲き始めて、タチツボスミレより少し大きいようです。
でも、陽だまりさんのシチトウスミレを見せていただくと似ているようで…本物をぜひ見てみたいなぁ。

春になったのに、悔しい~~!!

Re: すみれさん達 - こまつな

2018/03/04 (Sun) 20:33:13

pandaさん、陽だまりさん、こんばんは。
御二人のツヤスミレを拝見して、やっぱり沖縄のものはこれに似てるな~という気がします。シチトウスミレは全体的に大き目なんでしょうね。平凡社から出た改訂版「日本の野生植物3」でシチトウスミレ(ツヤスミレ)(Viola grypoceras var. hichitoana  )となっていて最近どこに位置するのか迷っていましたが、原色日本のスミレのツヤスミレの記述を教えて頂いて、なるほどと思いました。どうも有難うございました。
pandaさんのツヤスミレも今頃長崎で咲いているんですね。そのうち実物を見に行きたいです。
画像は昨日見たリュウキュウシロスミレです。これもアリアケスミレの南方系と一口で終わらせたくないすみれさんです。でも確かに首は長く、でもこれほど長いのは少ないです^^;

Re: すみれさん達 - panda

2018/03/05 (Mon) 22:09:38

こまさん、リュウキュウシロスミレ白じゃないけどシロスミレ?(* ´艸`)
こんな色もあるんですね。昨年の夏に2か月留守していたので、庭のスミレが全部消えてしまいました。鉢植えだったので地植えにして東京に行ったのだけど、水不足だったのかな?それとも虫から食われた?雑草と思って除草された可能性も…毎年楽しみにしていたので淋しいです。
写真はたづ姫

9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/16 (Fri) 23:24:50

pandaさん、こんばんは。

まだまだ寒さが厳しいですが、こちらでは主に沿海地でヤブツバキが次々と開花し、次はどこへ行こうかと気もそぞろな日々を迎えています。
そんな中、9弁のヤブツバキに出会いました。

まずは裏側から。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/16 (Fri) 23:29:13

そして表側です。
2つの画像の同じ番号は同じ花弁です。
裏側の⑧の花弁は表の画像には写っていません。
表側の⑨の花弁は裏の画像には写っていません。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/16 (Fri) 23:33:22

実際はほころびかけていた花を、分かりやすくするために強引に開いています。自然にはこれほど平開しないことを言い添えておきます。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/18 (Sun) 18:16:02

9弁の花をつけたヤブツバキを再訪し、開きかけの蕾9個と開花中の花34個を観察しました。
39個は7弁で、4個は6弁でした。
これは7弁の画像です。
やはり強引に開いています。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/18 (Sun) 18:17:31

これも7弁の画像で、強引に開いています。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/18 (Sun) 18:25:46

これも強引に開いた7弁の画像です。

どの花にも共通した特徴は、外側に小ぶりな花弁がいくつかあることです。
それらはガクになる可能性もあった器官で、ガク(片)にはならずに、花弁になったため、花弁の数が多くなったのだと思います。
ガクと花弁が不分明なこともあるヤブツバキらしい特徴が出た花です。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/18 (Sun) 18:28:32

今日の花見では、紺侘助系統のヤブツバキにも出会いました。
それなりにあるものですが、やはり出会いのうれしさを感じます。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/21 (Wed) 21:21:42

紺侘助について、複数の問い合わせを頂きました。
私は椿の園芸品種については、ほとんど知る所がありません。
小輪、一重、猪口咲きで黒赤色(曖昧な表現ですが)の花を、紺侘助とおおざっぱに理解しています。
例えばこの画像もそんな感じの花です。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/21 (Wed) 21:34:26

そして、この手のヤブツバキの花は野生のもので、やや稀に見られるため、人の手を経ていない、ヤブツバキの色変わりとして流通、鑑賞されているのだと思います。
厳密に紺侘助と呼ばれているものと一致しているかどうかは分かりませんが。
個体数からみると、こうした色は劣勢遺伝で、ヤブツバキには自家不和合性もあり、種子による遺伝では伝わりにくい花の色ですが、同所的に大小いくつかの「紺侘助」が生育していることもあります。
この画像は、私が見た中で最も黒っぽい部類のヤブツバキです。

Re: 9弁のヤブツバキ - panda

2018/02/22 (Thu) 21:54:30

望月さん、お返事が遅くなりすみません。子どもたち(4人)が家族を連れて帰っていたので大騒動していました。やっと2家族に減りましたので、少し余裕がでてきました。

 とここで、野生のツバキでも紺侘助があるのですね、地味だけど、この色好きです。偶然の出会いって嬉しいものですが、そんな望月さんの気持ちが伝わってくるようです。
今、庭の工事をしています。どんな木を植えようかと考え中ですが、侘助もいいですね。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/23 (Fri) 21:55:06

pandaさん、こんばんは。

園芸品種のツバキの栽培に熱心な知人に紺侘助と思われるヤブツバキの画像を見て頂き、ご意見を伺いました。
この画像のような色の花が紺侘助だろうと言うご意見でした。
紺侘助として販売されているものは、やや黒色を帯びた赤い花が多いが、この画像のような紫色のタイプが本来の紺侘助だろうとのことです。
先日の投稿で紺侘助としてアップした画像も同様な紫系統の色です。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/23 (Fri) 22:12:07

そして、紺侘助は花期により花色が異なるものも多いです。
2月頃の気温の低い時期に開花したものは、上の画像のような色をしていますが、4月頃の気温が上昇した時に咲いたものは少し濃い赤色をしていることがほとんどで、通常タイプのヤブツバキとさほど異なりません。
同じ木でどちらの時期にも開花する花があれば、そのことがよく分かります。
この上の投稿で最も黒い部類の花として紹介させて頂いたものは5年ほど前の3月半ばに撮影しています。
この木の他の蕾を持ち帰り、室内で生けて開花した所を写したのがこの画像です。
室温の中でも、変わらずかなり黒っぽい花です。
暖かい部屋に数日置くと、黒色を帯びた赤に変わるものもあります。
この色は島根県産の「黄泉(よみ)の黒」に似ていると思います。
とは言っても実物は見たことがないのですが。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/23 (Fri) 22:18:27

先日の花見で出会ったヤブツバキをもう少し紹介させて下さい。
これは輪芯と呼ばれるタイプのオシベを持つヤブツバキです。
ヤブツバキでは、筒しべと呼ばれる筒型のオシベを持つ花が最も多いですが、それよりもやや広がって輪になったようなタイプのオシベを備えています。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/23 (Fri) 22:21:17

これは輪芯で、花糸が赤いヤブツバキです。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/23 (Fri) 22:23:27

次は、ピンクで花弁にしわがあるヤブツバキです。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/23 (Fri) 22:27:08

これは8弁です。
分かりやすくするために強引に開いています。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/23 (Fri) 22:31:48

確認出来た12の花全てにしわが寄っていました。
ピンクのシワヤブツバキは初めて見ました。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/25 (Sun) 08:47:38

フリルと言う言葉を忘れていました。
いつも見て下さっている知人に、去年赤いヤブツバキのフリル咲きとしてアップしていた画像の花と、このピンクの花は同じような感じやねとご指摘を頂き、思い出しました。
やはりしわより、フリルの方がこの花には相応しいです。
去年の投稿画像はたぶんこれだったと思います。

Re: 9弁のヤブツバキ - 神戸の望月

2018/02/25 (Sun) 08:50:49

古いヤブツバキの画像を探していたら、黒っぽい花が写っていたので、ついでにアップします。
最も黒っぽいタイプよりは明るい色です。

Re: 9弁のヤブツバキ - panda

2018/02/26 (Mon) 00:26:22

望月さん、こんばんは。
いろんなヤブツバキの画像ありがとうございました。散歩の途中で見かけるツバキをのぞき込みながら歩くのが楽しくなりました。フリルのツバキも可愛いですね。
楽しみを分けてもらったみたいで、うれしいです。

ヤマアジサイ - panda

2018/02/12 (Mon) 23:21:33

水が流れ落ちる崖に、垂れ下がるように咲いています。

Re: ヤマアジサイ - panda

2018/02/12 (Mon) 23:23:21

花色は白
宮崎県と大分県の県境、大分県側です。

Re: ヤマアジサイ - panda

2018/02/12 (Mon) 23:25:24

平凡社の図鑑では、ヒュウガアジサイの区別点が葉裏の側脈に白い毛が密生するということはわかりました。

Re: ヤマアジサイ - panda

2018/02/12 (Mon) 23:26:40

葉表には毛がまばらにあります。

Re: ヤマアジサイ - panda

2018/02/12 (Mon) 23:28:07

横から見たところ

Re: ヤマアジサイ - panda

2018/02/12 (Mon) 23:29:11

花を拡大してみました

Re: ヤマアジサイ - panda

2018/02/12 (Mon) 23:31:13

ガクの数は4枚以上あるものもあります。

花友さん達と、環境はヒュウガアジサイににているのだけど、詳しい記載がないのでわからないねと話していました。

Re: ヤマアジサイ - 神戸の望月

2018/02/13 (Tue) 23:03:46

pandaさん、こんばんは。

葉の毛の生え方の違いによる変種や品種の分類は難しいことも多いですね。
私は地元の方の案内で、宮崎県中部のヒュウガアジサイを見せて頂いたことがあります。
その方の説明では、葉裏の脈上に毛がなく、脈腋に白い毛が目立つのがヤマアジサイとの違いと言うことでした。
ヤマアジサイの葉裏の毛はかなり個体差がありますが、脈上が無毛のものは見たことがないです。
タイプ標本は知りませんが、私が見せて頂いたいくつかの個体は、葉裏の脈腋の毛の量に関しては、多いとは言え、ヤマアジサイでも見ることがある程度のものでした。
ちょうどpandaさんの葉裏の画像くらいでした。
そのため、葉裏の脈上に毛がない点にも命名者は注目したのだろうと思いました。
ヒュウガアジサイは変種とされているようですが、これくらいの違いなら、品種で良いのではないでしょうか。
素人の雑感ですが。

pandaさんの葉裏の画像で脈上の毛がないのなら、これはヒュウガアジサイだと思います。

Re: ヤマアジサイ - panda

2018/02/14 (Wed) 22:50:19

望月さん、ありがとうございます。
宮崎の植物の先生に見ていただいて

理由は2つ。
一つは枝が垂れ下がっていること。
二つ目は花の色が白色であること。
ヒュウガアジサイは本県では南のものほどピンク色になり、
県北では白色になります。
また、生育環境は水のしたたる岩場で、
枝は垂れ下がります。

ということで、ヒュウガアジサイでよいと教えていただきました。葉だけで区別できるのか自信がなかったのですが、こちらのヤマアジサイはブルーの濃淡です。シロバナヤマアジサイではなく、ヒュウガアジサイになったのは環境のちがいもあるのでしょうか?そのあたりは、よくわかりません。

Re: ヤマアジサイ - 神戸の望月

2018/02/14 (Wed) 23:56:30

pandaさん、こんばんは。

私が宮崎で案内して頂いた時にも、生育環境の話になりました。
水のしたたる岩場はヤマアジサイの好む所で、そうした場所で枝を下垂させている姿はよく見られます。
ヒュウガアジサイならではの生育場所ではありません。

この画像は面白い葉の付き方をしたヤマアジサイです。

Re: ヤマアジサイ - panda

2018/02/15 (Thu) 23:47:56

望月さん、ヤマアジサイとの違いについてはやはり難しいですね。確かに図鑑を読むと変異が多く、今まで公開できずにいました。
九州のヤマアジサイとの違いはもう、色が白~ピンクということ。そして、水が流れ落ちるような崖にあるということがそろえば、、あとは葉裏の脈状の毛がなければヒュウガと決めるしかなさそうです。

花糸の黄色いヤブツバキ - 神戸の望月

2018/01/31 (Wed) 21:33:17

pandaさん、こんばんは。

1月も終わりを迎えました。
いつも以上の寒さにも関わらず、こちらではヤブツバキがかなり開花しています。花弁が傷んだものも多いですが、やはりこの時期もヤブツバキの花見は心が浮き立ちます。

ヤブツバキの花糸は通常この画像のように白い色をしています。

Re: 花糸の黄色いヤブツバキ - 神戸の望月

2018/01/31 (Wed) 21:36:13

先日、ユキツバキのように花糸の黄色いヤブツバキに出会いました。その木で確認出来た花は全て同様でした。

Re: 花糸の黄色いヤブツバキ - 神戸の望月

2018/01/31 (Wed) 21:39:11

淡紅色の花糸を持つヤブツバキにも出会いました。
花糸の色でも目を楽しませてくれるヤブツバキです。

Re: 花糸の黄色いヤブツバキ - panda

2018/02/02 (Fri) 00:20:58

望月さん、こんばんは。
ヤブツバキの花糸の色、ピンク~黄色まであるのですね。ピンクはみたことありそうですが、黄色は初めてです。ユキツバキって名前は素敵です。いつか見てみたいです。

複数の手段を利用するつる植物 - 神戸の望月

2018/01/22 (Mon) 21:52:34

みなさまこんばんは。

つる植物は大きく2つに分けると、茎(幹)が巻き付くタイプと、巻きひげ、気根、トゲなどの器官を使ってよじ登るタイプがあります。
例えばフジやクズやアケビやトキリマメなどは茎(幹)が巻き付くタイプです。
ヤブガラシやサルトリイバラは巻きひげを、キヅタやテイカカズラは気根を、ジャケツイバラやヤマイバラはトゲを利用してよじ登るタイプです。
では、複数の手段を使うつる植物はあるのでしょうか。
例えば、巻きひげも使いながら茎で巻き付いてもいるヤブガラシとか、気根も出し、巻き付いている部分もあるテイカカズラとかです。
現在テイカカズラとキヅタとイタビカズラで、巻き付いている部分がないか観察しています。
複数の方法を使っているつる植物をご存じの方がいらっしゃれば、ご教示ください。よろしくお願い致します。

画像はテイカカズラとミツバアケビの2ショットです。

Re: 複数の手段を利用するつる植物

2018/01/23 (Tue) 00:27:46

望月さん、こんばんは。
バッテリーが少なくなっているので要点だけ。アオカズラはどうですか?棘はあとからできるのでダメかもですね。

Re: 複数の手段を利用するつる植物 - 神戸の望月

2018/01/23 (Tue) 22:08:58

pandaさん、こんばんは。

アオカズラのことを教えて下さり、ありがとうございます。
アオカズラは、巻き付きと葉柄が枯れ残ったトゲの2つの手段を用いるつる植物ですね。
兵庫県には自生していませんが、鹿児島の家内の実家の近くに大きい個体があって、花期には見たことはありませんが、青い実は何度か目撃しています。
アオカズラのトゲで思い当たりました。
サルトリイバラもそうです。枯れ残ったトゲ状の葉柄の基部が他のものに引っかかる役割を果たしていると考えられます。
それにそのトゲ状のものがなくても、サルトリイバラは巻きひげと本当のトゲの2つの手段を用いているつる植物です。

昨日の投稿で触れたテイカカズラも2つの手段を使っています。
テイカカズラは地面を這いまわる小さな葉を持つ個体が、木の幹などに到達すると、気根を出して這い上がって行きます。
その時に巻き付いたりして上る姿は見たことがありません。
そして数メートルの高さまで伸び、ある程度幹が太って来ると、枝が巻き付くようになります。
この画像はテイカカズラの枝が同一個体のテイカカズラの枝に巻き付いている様子です。
この個体はつるの全長が10m以上はあるような成熟個体ですが、枝が巻き付いている部分はそれほど多くありません。

Re: 複数の手段を利用するつる植物 - 神戸の望月

2018/01/23 (Tue) 22:14:32

この画像はテイカカズラの相当な老齢樹の枝同士が巻き付いているさまです。
やはり巻き付いている部分はそれほど多くありません。

Re: 複数の手段を利用するつる植物 - 神戸の望月

2018/01/23 (Tue) 22:20:09

この画像は太いツルウメモドキにテイカカズラが巻き付いている所です。
このテイカカズラも相当な老齢樹ですが、やはり枝が巻き付いている部分はそれほど多くありません。
幼若個体が上を目指す時は専ら気根を使い、成熟個体になると補助的に枝が巻き付くこともあるのがテイカカズラの生き方のようです。

Re: 複数の手段を利用するつる植物 - panda

2018/01/25 (Thu) 22:49:39

望月さん、こんばんは。
ツル植物って図鑑を図書館でみつけましたが、植物を始めた頃、このツル植物の名前をみつけるのに苦労しました。今は葉や花でなんとなくわかるようになったけど、ツルのこんな見方もあるのですね。樹木の樹皮だけで観察するのと似ているようです。
ツル植物、花も葉も見えないことありますよね。

Re: 複数の手段を利用するつる植物 - 神戸の望月

2018/01/26 (Fri) 22:35:14

pandaさん、こんばんは。

『検索入門図鑑①つる植物の巻』(長田武正 保育社)を見ていると、やはり複数の手段を利用せず、巻き付くなら巻き付くだけと言った単独手段を用いてる種の方が多く、アオカズラやサルトリイバラのようなものは例外的みたいです。
(サルトリイバラと同じ科のヤマガシュウも巻きひげとトゲの複数手段を有しています。)
この図鑑では掲載されている全ての種の上を目指す手段に関して、詳述されている訳ではなく、自分では見たことがないものもいくつかありますが、その点は間違いないだろうと考えています。
私がつる植物の複数手段に興味を持ったのは、この前の投稿のサネカズラの気根に出会ってからです。
それまではテイカカズラも専ら気根を使っているのだろうくらいに思い、巻き付いている部分があることに全く気付いていませんでした。
つる植物の多くの種が単独手段に頼り、例外的にいくつかの種が複数手段を有していると言うことは、有効な単独手段さえあれば、つる植物として十分に生存可能であることを示唆しています。
以前マツモムシさんのサイトの掲示板で、カギカズラの「カギ」について光田先生とやりとりをさせて頂いたことがあります。
私がカギカズラの枝を250本ほど観察し、カギカズラのカギはそれほど使われていないことを報告すると、光田先生にカギカズラのカギは保険のようなものでしょうねと言うコメントを頂きました。
地面から出てくるカギカズラの幹や枝は、3,4mは直立する能力があり、他のものによりかかりながら上を目指し、カギも利用して大木の樹幹を覆うこともあります。

画像はカギカズラの枯れ枝に留まったシロツバメエダシャクです。

Re: 複数の手段を利用するつる植物 - panda

2018/01/28 (Sun) 22:37:13

カギカズラを初めて見たときは、なんてきれいなカギなんだろうと思いました。長崎では少し湿った谷あいでは覆いかぶさるように茂っています。高いところに咲く花ですが、ときどき見かける手まりのような可愛さに立ち止まってしまいます。
あの覆いかぶさったツルはカギがあるから保たれていると思っていましたが、確かに肥大しているカギの数は総数からすると少ないですね。


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