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フキの苞 - 神戸の望月

2017/03/21 (Tue) 17:05:15

pandaさん、今晩は。
フキの苞に関する疑問が解けたので、投稿します。

フキの苞の先端部分は通常こんな形をしています。

Re: フキの苞 - 神戸の望月

2017/03/21 (Tue) 17:09:37

時々こんな形のものも混じっています。丸くなった先端部分にだけ、明らかに鋸歯があります。

Re: フキの苞 - 神戸の望月

2017/03/21 (Tue) 17:20:35

そして、その謎をこのフキのトウが解いてくれました。苞の一部の先に葉柄らしきものを持つ葉が出来ています。苞の葉化現象です。フキの苞は脈もあり、光合成もしているに違いなく、葉の性質を強く残しているので、上の画像の段階で気づくべきでした。

こんなこと既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、検索では見当たらなかったので、投稿させて頂きました。

Re: フキの苞 - panda

2017/03/23 (Thu) 00:41:48

望月さん、こんばんは
お返事が遅くなってすみません、末っ子の引越しでおおわらわしてます。でも、これで4月からは自由の身!

フキノトウの包の写真ありがとうございます。こんなに葉の形になったのははじめてみました。今フキノトウの絵を描いていて、その写真を撮るときにきがついてはいましたが、こんな形でした。

Re: フキの苞 - 神戸の望月

2017/03/23 (Thu) 06:47:27

pandaさん、おはようございます。

お疲れの所、お返事を頂き、ありがとうございます。
やはり絵に描くと特徴をきちんと覚えるので、良い勉強になりますね。私も時々、ボタニカル落書きをしますが、あまりのデッサン力のなさに、我ながら嫌になったりします。

苞の葉化(ようか)現象は、ウラシマソウでやや稀に見られます。と言っても自分では見たことがないのですが。テンナンショウ好きの知人に教えて頂いた情報で、画像も見せてもらいました。2,3百に1つ位はあるそうです。
暗褐色の仏炎苞の先端が緑色になり、わかりやすい葉化です。

この画像では、展開する1枚目、2枚目の苞の先端が葉化していることが顕著です。

Re: フキの苞 - 神戸の望月

2017/03/23 (Thu) 06:51:44

この画像では、先端が葉化している苞がたくさんあります。

Re: フキの苞 - panda

2017/03/25 (Sat) 09:33:56

望月さん、おはようございます。
一番下のフキノトウは大きいですね。お化けフキノトウ?
苞のいちばん下は葉化しやすいように思います。掘ると枯れた葉かなと思っていたものが、包の1枚目だったりします。
今回のフキノトウは一面に広がっているのですが、雌花ばかりでした。こちらでは3倍体も多く近所の線路沿いには雄花ばかりの3倍体です(花粉が出ていない)

庭のツバキが玉之浦だと今年知りました。もう18年も住んでいますのに・・・

Re: フキの苞 - 神戸の望月

2017/03/25 (Sat) 12:32:41

pandaさん、こんにちは。
18年目にしてご自宅の庭で玉之浦発見とは、長崎らしい?ニュ-スですね。広大なお屋敷が目に浮かびます。

玉之浦の話ですが、「五島の椿と自然を守る会」が発行している会報誌「カメリア」に掲載された、尾崎行生氏の論文「玉之浦から見えてくるヤブツバキ」、「玉之浦の起源を求めて」等を読むべく調べた過程で、長崎県県民協働課の担当の方、「五島の椿と自然を守る会」の会長夫人、五島市立図書館の司書の方に大変お世話になりました。
皆さま、親切の国から親切を広めに来られたような方で、長崎は人情の町ですね。
現在閲覧中の方が終わり次第、こちらの図書館に送って下さることになっており、わくわくしながら待っている所です。

ここから本題のフキについて書くつもりでしたが、急遽出かけなくてはならなくなったので、また投稿します。

画像のようなタイプのヤブツバキと玉之浦との関連性を探っています。

冬はシダ - 陽だまり

2017/02/25 (Sat) 01:52:30

冬はつとめて。雪の積もりたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きに、真白き息はきて山を歩くも、いとつきづきし。
と、11日は雪の貫山(平尾台の北端)、18日は雪を期待して福岡・大分の県境にある岳滅鬼山に登りました。写真は貫山から見た広谷湿原方向の風景です。今年は雪が少なく春の訪れが早そうです。

オオバノアマクサシダの斑の件、ありがとうございました。忙しさにかまけてお礼も書かずにすみませんでした。
ところで、植物園のボランティアは完全に終わってしまったのですか?

Re: 冬はシダ - 陽だまり

2017/02/25 (Sat) 02:21:26

市内の農家の石垣に生えていたシダです。ありふれたシダだと思うのですがわかりません。中軸は白い開出毛がまばらにあります。葉の先端部に毛があるものあります。葉の長さは大きいもので25cm。さて、こいつは何でしょうか?

Re: 冬はシダ - 陽だまり

2017/02/25 (Sat) 02:36:32

こちらは別の葉の表側です。2枚とも1月4日の撮影です。
1月末にあったシダ観察会でオトコシダとツルホラゴケを見せてもらいました。秋から冬にかけてキドイノモトソウを探し回ってたくさんの自生地を見つけました。今年はキンモウワラビを探す予定です。

Re: 冬はシダ - panda

2017/02/26 (Sun) 00:03:25

陽だまりさん、こんばんは。
貫山から見た雪景色いいですね。長崎はまだ雪が積もっていません。それと、ボランティアで忙しく、ここ1か月山に登っていません。でも3月で終わりにするつもりです。4月からは旦那が仕事をやめて家にいるので・・・私の植物関係の活動はどうなるのか?・・・恐れていた時がついに来ました ^m^ 
冗談はさておき、シダですがシケシダの仲間のような気がします。長崎ならホソバシケシダとかナチシケシダとか。苞膜の裂け方や毛を見てみてください。最近光田先生はお忙しそうで、フェイスブックのほうもあまり更新されていません。大きくはずしていたらごめんね。マツモムシさんやこまつなさんが見ててくれるといいけど。

Re: 冬はシダ - 陽だまり

2017/02/26 (Sun) 07:32:29

pandaさん、おはようございます。
ホソバシケシダ、フモトシケシダあたりの目で詳しく調べてみます。ありがとうございました。自分で詳しく調べないと名前を確実に覚えられないです。
トゲのある木はハリギリ? タラノキやカラスザンショウも考えたのですが違うような感じです。旦那さんが退職。いいじゃないですか。機材持ちに最適の候補かも。そんな人多いですよ。

昨日、家の近くを散歩しましたがナガバノタチツボスミレが沢山咲いていました。この写真を撮影した辺りのナガバノタチツボスミレは葉に毛があるものがあります。非常に珍しいです。

Re: 冬はシダ - panda

2017/02/26 (Sun) 11:26:02

陽だまりさん、おはようございます。
そういえば、フモトシケシダも候補にあがりますね。長崎では標高の高いところの草原でみかけました。ホソバシケシダより乾いた環境にも出てきます。といっても陰になるようなところに群生していて、日向にはなかった。(キノコが生えるような湿り気です)
低山ではナチシケシダが姿形を変えて、交雑したような?複雑で見分けられないものも多く、さんざん悩まされました。ホソバシケシダ、ナチシケシダ、フモトシケシダについては光田先生にたくさん質問したので、ブログやBBSの中に写真があると思います。だけど、このBBSは古いスレッドの写真が出てきません。どうなっているのか、ちょっと調べてみますね。

タラノキの冬芽です。一個しかでてないので食べられません。ふきのとうを探しに行こうかなぁ
低山ではスミレも陽だまりで咲き始めました。もうすぐですね。毛があるタチツボさんは、ニオイタチツボさんとの交雑???陽だまりさんのエリアは悩ましいスミレさんばかりですね。

Re: 冬はシダ - 陽だまり

2017/02/28 (Tue) 07:33:18

タラノキでしたか。タラノキらしい葉痕が見えなかったので違うものかと思いました。開花したフキノトウとツクシも見ました。ワサビの茎を少し持ち帰って湯通しして醤油漬けにしました。フキノトウは球形で固くしまった2cmほどのを素揚げし、塩をぱらぱら振ると絶品ですよ。
この冬の収穫のひとつはこれ。拾ってきたミヤマムギランです。自生地は公開しませんが管理できる所に着生させて皆さんが観察できるようにしようと考えています。もっとも活着するかが問題ですが。最近は自生地保護のために、着生ランなどの希少種は植栽状態を観察できるようにしようと動いています。
ムギラン、セッコク、ナゴランは順調です。拾ってきた着生ランを増殖中です。来年には5種程度を移植して公開予定です。

Re: 冬はシダ - panda

2017/03/01 (Wed) 01:15:00

陽だまりさん、こんばんは
もうフキノトウの花が咲いてますか?ちょっと遅かったかな、明日登ってみます。てんぷらもおいしいですね、ふき味噌も好きです。頑張ります。
 ところで、管理できるところに着生させてみてもらうのはいいですね。長崎にも自然観察ができるようなところがあるといいのに・・・他県が保護に積極的なのがうらやましいです。
ところで、このランはチケイランでしょうか。リストをなくして、花の形から推測しました。沖縄のものです。


追伸
思い出しました、フモトシケシダとホソバシケシダの区別点に、葉柄が最下羽片ちかくまで紫色なのがフモトでした。

Re: 冬はシダ - 陽だまり

2017/03/01 (Wed) 07:32:54

pandaさん、おはようございます。
アセビ、シロバナタンポポ、レンゲソウ、ヒメウズ、キランソウ、ウマノアシガタなども結構あちこちで咲いていました。
県が保護に積極的ということではなく、植物が好きな個人的なレベルで協力し合っている状況です。人集めにも多少は効果があるしといったところです。
写真のランはチケイランのようですね。見たことはありませんがで沖縄のクモキリソウ属は限られますし。
葉柄の色がフモトとホソバで異なるのは知っていましたが、表と裏で異なったり、大きい株と小さい株で違っていたりと傾向がつかめなかったのです。

Re: 冬はシダ - こまつな

2017/03/01 (Wed) 16:51:31

pandaさん、陽だまりさん、こんにちは。
沖縄にはホソバもフモトもなくて、ナチシケシダが色々姿を変えて沢山あります。

ホソバシケシダを岩手と最近千葉のお寺の草地で見たので参考になるかどうか、載せてみますね。

全体の姿ですが、胞子葉は立ち上がり、最下羽片はやや大き目で下向き。栄養葉は下部にあり、葉身は葉柄より長い。葉柄は根茎に近い所は褐色ですが上部は緑色。
8月7日撮影で夏緑性なのでこれでちゃんと成長した姿ではないかと思います。

Re: 冬はシダ - こまつな

2017/03/01 (Wed) 16:59:37

最下羽片あたり、疎らに毛が見えますがフモトシケシダは見た事がないので比較が分かりません。

Re: 冬はシダ - こまつな

2017/03/01 (Wed) 17:07:01

胞子嚢群は裂片の中肋近くについて長楕円形。胞子がそろそろ熟する頃ですが、この後包膜の辺縁が裂けてくると思います。これは包膜は無毛ですが、「日本の野生植物シダ」によるとフモトシケシダの包膜は有毛と書かれています。

Re: 冬はシダ - こまつな

2017/03/01 (Wed) 17:24:42

これは11月23日に岩手でみたホソバシケシダです。紅葉が始まっていました。包膜は破れ胞子もはじけていました。
これは山裾で生えていたように思います。上の物も、こちらも草が生える日当りはまぁまぁの所でした。

生える環境等にフモトシケシダとの差はあるのでしょうか。

Re: 冬はシダ - panda

2017/03/01 (Wed) 22:44:32

こまさん、ホソバシケシダの写真ありがとう。岩手と千葉ならナチシケシダを気にしなくてもいいですね。それに苞膜が巻いてるからナチじゃないことはわかります。岩手と千葉では湿ったところで見かけませんでしたか?
長崎のホソバは渓流の近くでみかけます。ナチとは無毛の包膜2形性などから分けているけど、ホソバかな?といつも疑問符をつけたままです。逆にナチかも?とどっちも迷ってばかり・・・

フモトシケシダは京都でも標高が高くなるということで400m以上と光田先生がコメントしてくださいました。今度、秋田駒でみつけよ!

今日のフキノトウ。大きくなりすぎ・・・^m^ 3倍体?一面に雌花ばかり群生していました。

Re: 冬はシダ - panda

2017/03/01 (Wed) 23:02:05

陽だまりさんへ、
確かにマツモムシさんのところのホソバ?に似ています。マツモムシさんもフモトとホソバで迷っていらっしゃるみたいですから、最下羽片が大きくならないタイプのフモトなのかもしれませんね。苞膜が若い頃もう一度見てみるのがいいのかもしれません。

渓流沿いにはえていたヤブコウジ、葉が細いけどホソバヤブコウジ?今から検証します。

Re: 冬はシダ - こまつな

2017/03/03 (Fri) 19:58:58

pandaさん、こんばんは。
コメントを見逃していました、ご一緒した2014.2.1の着生ランは陽だまりさんがおっしゃるようにチケイランです。少しずつ大きくなりますが、昨年も元気でしたよ。

ホソバシケシダはどちらもやや湿った草地という感じですが、岩手の方のは詳しくは忘れてしまいました。

先月見たオオイワヒトデです。羽片が10対前後ありました。

Re: 冬はシダ - panda

2017/03/04 (Sat) 07:22:19

こまさん、チケイランのことありがとう。

ホソバシケシダはやや湿った草地でしたか。フモトシケシダと似たようなところなんですね。見落としているみたいです。
オオイワヒトデは長崎も海岸林に多いです。イワヒトデと混ざっていることも多いです。3月になりましたね、そろそろ花のたよりが聞こえてきます。

ところで、これはカンニンガムモクマオですか?枝の毛はあるようなないような。三角池のちかくにはえていました。違いが分からないものが多く、「沖縄の樹木」を図書館で予約しました。届いたら樹木編で沖縄シリーズ終わりです。

Re: 冬はシダ - こまつな

2017/03/04 (Sat) 12:30:53

モクマオウは花の画像は撮っていましたが、うっかりそのまま閉まってありましたので、お陰様で調べる事が出来ました。
「琉球の樹木」に違いが載っていたので本を見る事が出来ればわかると思います。
私のこの画像のものはカニンガムの様です、節間の長さは測っていませんでしたが、稜は4個みえます(トクサバモクマオウは3個)
花の季節でないと枝の毛は見えないかも知れません。
三角池、近くを通ったらみて来ますね。

Re: 冬はシダ - panda

2017/03/06 (Mon) 00:26:12

こまさん、こんばんは
こんな花が咲くのですね。鱗片は4・5枚見えているのでカンニンガムのようです。ありがとう。
はじめリュウキュウマツと思って近づいたのですが、トクサみたいな葉が面白くて撮ってきました。モクマオと総称していいのかな。

ボタニカルの作品展も終わって、やっと一息ついているところです。4月からはかなり自由の身!

Re: 冬はシダ - マツモムシ URL

2017/03/06 (Mon) 00:30:12

皆様、ご無沙汰しております。
シケシダの仲間はなかなか難物ですね。私のサイトのものは結局ホソバシケシダであると解りました。この自生地にはシケシダとオオホソバシケシダ(ホソバ×シケシダ)もあって、なかなか悩ましい場所なのです。こちらではホソバシケシダは日陰の湿った環境に出てきます。沢沿いの林床とかが多いですね。

画像はオオホソバシケシダの7月のソーラスで縁が折り込まれているものです。包膜表面はほとんど無毛でした。

Re: 冬はシダ - マツモムシ URL

2017/03/06 (Mon) 18:26:59

 小さなシケシダにナチシケシダの4倍体(コシケシダ)というものがあるようです。以下のサイトの中頃に画像があります。
http://kanagawa-shida.kirara.st/index.php?%E8%A6%B3%E5%AF%9F%E4%BC%9A%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%2F%E5%B9%B3%E6%88%9027%E5%B9%B48%E6%9C%886%E6%97%A5%28%E6%97%A5%29%EF%BD%9E10%E6%97%A5%E5%85%AB%E4%B8%88%E5%B3%B6#sichito
 ナチフモトシケシダなんかも載っています。ご参考まで。

Re: 冬はシダ - こまつな

2017/03/07 (Tue) 00:08:40

 マツモムシさん、皆さまこんばんは。
 とても参考になる情報を有難うございました。このサイトの場所は沖縄の物と同じものや近いものもあります。コシケシダは沖縄にもある様です。ナチシケシダの変異がとても大きいので、今までコシケシダを見ていてもナチシケシダで片付けていたかも知れません。特に渓流など気を付けてみてみます。

 pandaさん、平凡社の新しい図鑑を見てみたらモクマオウ科、トクサバモクマオウ属で 1.トクサバモクマオウ、2.カニンガムモクマオウとして載っていました。ので、私はこの画像のものはカニンガムモクマオウで整理しました。

Re: 冬はシダ - panda

2017/03/07 (Tue) 09:42:04

マツモムシさん、ホソバシケシダのことありがとうございました。私はまだホソバシケシダがはっきりわかっていません。それで画像を出すことができませんでした。ホソバと思っても毛の量が多いものがあります。また毛が少なくいもの、苞膜が巻いているものはホソバとシケシダ類の雑種かもと・・・普通にみかけるだけにややこしいです。
コシケシダこと、ありがとうございます。実際に目で見て「コシケシダ」ですと教えてもらわないとわかりそうにない・・・です。でも、陽だまりさんの写真と似てますね。でも西南諸島ではないし、九州にあってもおかしくないのかな?

こまさんへ
モクマオウのことありがとう、古い平凡社の図鑑もカンニンガムとトクサバに分けられていました。

小さなナチシケシダのことについては、光田先生に教えていただいたことがあります。以下コピペで画像をそえてみます。

pandaちゃんへ
 ナチシケシダ類についての目が肥えてきたようですね。結論からいうと、これはナチシケシダ6倍体とされるものだろうと思います。ただ、通常のもの(4倍体)と比べて小さく、形態的にも細身なので、普通のナチシケシダが6倍体になったもの(同質6倍体)とは思えず、その形成にはホソバシケシダなどが絡んでいる可能性があります(つまり、異質倍数体)。そうなれば新種になりますが、名前はまだありません。同様のものは紀伊半島南部に早くから知られ、京都の北部海岸域に出現するものも、これです。包膜の縁は初めから巻き込まず、ナチシケシダ的ではありますが、切れ込みはあまり多くありません。
 紛らわしいのはコシケシダと呼ばれるものや、ヒメシケシダがあること。コシケシダはマレーシアからフィリピン諸島に見られるもので、南西諸島にもあります。たいていは岩上着生状で、羽片は円頭になりますが、包膜の形質はナチシケシダと大差ありません。
 ヒメシケシダについては見解が分かれ、ナチシケシダ群のものとする人や、ホソバシケシダ群のものとする人があります。いや、ひょっとするとpandaちゃんの今回の写真のものは、ヒメシケシダかもしれないのです。
 二倍体のナチシケシダは台湾から知られており、多分中国にもあるでしょう。ナチシケシダのタイプ標本(選定基準標本)は、中国広東省で採られたものです。
 

Re: 冬はシダ - 光田 重幸

2017/03/07 (Tue) 14:19:58

 Pandaちゃんへ
 ご無沙汰しました。昨日今日と風邪気味で寝込んでいます。しかし公的な用事もあり、昨日は午前中に工事の事前視察、今日の夕方は会議です。年度末は思うように行きません。
 陽だまりさんのものはコシケシダでしょう。こまさんのはホソバかオオホソバ。軸が緑色なので、フモトではないと思います。シケシダ類は標本があっても同定が難しいことが多々あり、写真では間違えることもあるかもしれませんが。
 写真は、実家へ帰るときSAで見たお遍路バス。休憩時にこのように杖を出しておくのはなかなかの配慮ですね。

Re: 冬はシダ - panda

2017/03/08 (Wed) 00:11:35

 しげ先生、こんばんは。お忙しい中ありがとうございます。お風邪は大丈夫ですか?インフルエンザも流行っていますので、気をつけてくださいね。
 陽だまりさんのコシケシダ、ありがとうございました。マツモムシさんの紹介ページで、ホソバシケシダとナチシケシダの小さいものについて、いろいろ調べてみました。長崎にもホソバナチ、オオホソバとありそうなんですが・・・難しいです。また、教えてください、よろしくお願いします。

 昨年行きそこなった四国、こまさん、四国の花旅も楽しそうですね。まだまだ、行きたいところたくさんあります。

Re: 冬はシダ - こまつな

2017/03/08 (Wed) 12:18:51

 しげ先生、お風邪が早く治ります様に!
 コメントを有難うございました。千葉のお寺で見たものはホソバシケシダと思い込んでいましたが、雑種の可能性もあるのですね。周りももっと良く見るべきでした。

 pandaさん、近況を又メールします^^

Re: 冬はシダ - panda

2017/03/08 (Wed) 21:24:14

こまさん、こんばんは。
久しぶりのしげ先生のコメント、よかったね。つい、うやむやになってしまうことも、先へ進めそうです。
沖縄にはナチシケシダしかないのに、コメントしてくださってありがとう。私もよくわからないので、勉強になりました。シケシダは難しいですね、雑種にもなりやすいというから、基本をきちんと抑えたいのに、それさえ難しい。

来年もらわれていく、私の好きなヨッパライノキ3号。

1つの葉腋に5個の蕾を付けたヤブツバキ - 神戸の望月

2017/02/17 (Fri) 22:59:38

pandaさん、今晩は。
面白いヤブツバキに出会ったので、紹介させて頂きます。
それは、1つの葉腋に5個の蕾を付けたヤブツバキです。
通常ヤブツバキの蕾は、葉腋につく冬芽の基部(第一鱗片内)にできます。そして枝先の頂芽の基部に出来ることが多いものの、他の部分の葉腋の冬芽の基部に出来ることも珍しくありません。
冬芽が早期に枯れ落ちたりして、一見冬芽のない葉腋に蕾が付いているかのように見えることもありますが、よく見ればその痕跡が必ずあり、このことに関しては例外はないように思います。
1つの冬芽にできる蕾の数は1個であることが最も多く、2個や3個の場合も時々あります。
2個の場合、冬芽の第一鱗片内に1個、第二鱗片内に1個出来るパターンが多いですが、第一鱗片内に2個のこともあります。
3個の場合、第一鱗片内に3個、第一鱗片内に1個で第二鱗片内に2個、第一鱗片内に2個で第二鱗片内に1個の3パターンしか見たことはなく、第三鱗片内に出来るものは未見です。

この画像では、枝先の葉腋に冬芽が隣り合って2つあり、それぞれの第一鱗片内に蕾が3個と2個出来ています。葉腋に2つの冬芽が出来ることは稀にありますが、両方に蕾が出来ているのは初めて見ました。こうした場合、いくつかの蕾は未発達に終わりそうですが、どれもよく育っています。

Re: 1つの葉腋に5個の蕾を付けたヤブツバキ - panda

2017/02/20 (Mon) 13:11:37

望月さん、こんにちは。
冬芽観察会があるので、下見をしていました。花芽、葉芽、混芽・・・etcとありますが、ツバキが混芽みたいに出てくるとは知りませんでした。てっきり、花芽と葉芽は分かれているものと思っていて、今描いているヤブツバキは・・・汗汗汗みてみなくちゃ
確かに花や蕾のよこに小さな葉芽があるものがありますね。

いい勉強になりました。花つきがいいヤブツバキの写真です。

Re: 1つの葉腋に5個の蕾を付けたヤブツバキ - panda

2017/02/20 (Mon) 13:44:05

ツバキの葉芽の写真、確認してみました。

Re: 1つの葉腋に5個の蕾を付けたヤブツバキ - 神戸の望月

2017/02/21 (Tue) 14:04:52

pandaさん、こんにちは。
今日は有給休暇でごろごろしています。
こんな投稿でも、温かい目で見て下さり、ありがとうございます。

ヤブツバキの冬芽の第一鱗片に蕾が出来ている様子はこんな感じです。

Re: 1つの葉腋に5個の蕾を付けたヤブツバキ - 神戸の望月

2017/02/21 (Tue) 14:13:47

一カ所にたくさんの蕾があっても、近接したいくつかの冬芽に2、3個ずつ付いているものが、固まってたくさんに見えています。

この画像は、固まって3つの蕾があるように見えて、1つの冬芽(茶色く枯れています)に1つ、もう1つの冬芽に2つの蕾が出来た例です。

Re: 1つの葉腋に5個の蕾を付けたヤブツバキ - 神戸の望月

2017/02/21 (Tue) 14:24:18

さすがpandaさん、5個の蕾を一か所につけたヤブツバキを発見されていたんですね。実はそのことを予想して、8個の蕾を一か所に付けたヤブツバキの画像を用意していました。フフフ(アホですいません。)

この画像では、3つの近接した冬芽にそれぞれ3個、3個、2個の蕾が出来ています。1つの冬芽に4個以上の蕾が出来たものは見たことがありません。

Re: 1つの葉腋に5個の蕾を付けたヤブツバキ - 神戸の望月

2017/02/21 (Tue) 14:33:41

最後に、枝先にある頂芽に蕾が出来ることが最も多いことは、最初に申し上げましたが、それに次いで頂芽から2番目、3番目の冬芽に出来ることが多く(それらが近接していると枝先にたくさん蕾があるように見えます)、4番目、5番目となると、まず蕾は出来ません。

画像は頂芽から7番目(枝先から3つ目の葉の葉腋には冬芽がとれた痕跡があります)の冬芽にも蕾が出来ているヤブツバキです。

Re: 1つの葉腋に5個の蕾を付けたヤブツバキ - panda

2017/02/22 (Wed) 20:36:48

望月さん、こんばんは。
ヤブツバキの細部の写真ありがとうございました。8個も花が固まっているのもあるのですね。私が5個撮った木は花つきがよく、他の枝にもたわわに蕾がついていました。

今描いているヤブツバキの絵です。冬芽のところは望月さんにもらった写真をよく見て描き込みます。これから5-6回彩色して仕上げます。

Re: 1つの葉腋に5個の蕾を付けたヤブツバキ - 神戸の望月

2017/02/24 (Fri) 22:04:05

pandaさん、今晩は。
素敵なボタニカル・アートを見せて下さり、ありがとうございます。確かなデッサン力による洒落た作品に感服しました。

もう一つ用意していた画像があります。それは一か所に10個の蕾を付けたヤブツバキです。これくらいになると一枚に10個を写すのが大変でした。これは近接した3つの冬芽に3個ずつと、1つの冬芽に1個の蕾が出来ています。
特別にストレスを受けた状況ではないのに、これだけ多くの蕾を一か所に付けたのは例外的ですが、「1つの冬芽に出来る蕾は3個まで」と言う法則は守られています。

ヤブツバキの実 - 神戸の望月

2017/01/22 (Sun) 14:51:05

pandaさん、ご無沙汰しています。去年はお世話になりありがとうございました。今年もよろしくお願い致します。

兵庫県では去年ヤブツバキがいつになく良く実をつけました。園芸種のツバキで今まで結実したことがなかったものでも、初めて実を見たものもあります。

ヤブツバキの雌しべは3心皮が合着して柱頭が3裂し、子房に3室あるものが多く、私の見た所では95%位はそうなっていますが、原始的な植物であるヤブツバキは花の器官の数が一定せず、フレがあり、種子が落ちた後の果皮を見ても子房の部屋数を推測出来ます。それは果皮の内側に、子房の各部屋を仕切る隔壁が長く残っているからです。

図鑑やネットではヤブツバキの子房の部屋数は3~5となっています。
今まで見た中で、それが1室や2室のものもあったので、この場を借りて紹介させて頂きます。

この画像は果皮の内側に隔壁が2つある、つまり子房に2室あるヤブツバキの実です。果皮はどれも2裂していますが、次に同じく2室あって、果皮が3,4裂しているものを紹介させて頂きます。

Re: ヤブツバキの実 - 神戸の望月

2017/01/22 (Sun) 14:55:30

これが子房に2室あり、果皮は3,4裂しているヤブツバキの実です。次に子房が1室のものを紹介させて頂きます。

Re: ヤブツバキの実 - 神戸の望月

2017/01/22 (Sun) 15:00:41

これが子房1室のものです。なお、後列右から2番目のものは隔壁の痕跡が果皮の各裂片にあり、もともと3室あった所、1室だけ成熟したものだと思います。1室ではありませんが、紛らわしい例としてあげました。

Re: ヤブツバキの実 - panda

2017/01/25 (Wed) 00:03:16

神戸の望月さん、こんばんは
すみません、お返事が遅くなってしまいまいました。ツバキの果実にいくつ種子が入っているかなんて、気にしたこともなくて、こんなふうに集めてみると楽しいですね。ヤブツバキの子房の部屋数は3~5、5というのもあるのですね・・・海岸林にはいるとヤブツバキは多いので気をつけて見てみることにします。

野母崎にある白いヤブツバキを貼ってみます。小さな素朴なツバキです。

Re: ヤブツバキの実 - 神戸の望月

2017/01/25 (Wed) 22:12:57

pandaさん、こんばんは。
ヤブツバキの白花の画像をありがとうございます。兵庫県にもヤブツバキの白花はあります。色変わりでは、島根県で近年発見された「黄泉(よみ)の黒」と同じような黒っぽい、濃紫色のものや、桜色と呼べそうな淡紅色のものなども自生しています。

今年の正月、うちに来た親戚の3歳の女の子が飾っていたヤブツバキの果皮を、中軸を持って独楽のように回して遊びだしました。大人も交じって、みんなで打ち興じましたが、その子が一番上手で、45秒回すことに成功しました。

画像はガクの一部が花弁化しているヤブツバキです。

Re: ヤブツバキの実 - panda

2017/01/26 (Thu) 18:46:31

神戸の望月さん、こんばんは。
ガクが花弁化したの、みたことあります。八重はシベが弁化したものだと思うのですが、ヤブツバキの色も、開き方もいろいろで、どれが自生種なのかわからないことも多いです。
木へんに春、まだは春は遠いけれど、望月さんのように、ツバキをいろんな角度から楽しんで歩いてみます。

Re: ヤブツバキの実 - 神戸の望月

2017/02/09 (Thu) 22:38:23

pandaさん、今晩は。
長崎の木へんに春では、何と言っても名花「玉之浦」ですね。人の欲望による悲劇もありましたが、その産地と言うことが長崎に不朽の栄誉を与えています。

補足的な話になりますが、ヤブツバキの子房の部屋数について、もう少し書かせて下さい。
ヤブツバキの子房には3~5室あると言う記述がよくありますが、私は5室のものは未見です。
今まで観察したのは、兵庫県の主に沿海地で、1000株以上の集団を3つ、数百株の集団を5つなので、5000株ほどになります。実はヤブツバキの子房はけっこう固く、鋭利でない刃物でも、つぶさずに切断出来ますが、さすがに花期に多くの子房を切ってしまうのは許されないので、裂開した果皮に残る子房の隔壁から推測する方法に依っていますが、5室のものは見たことがありません。

子房に4室ある果実をつけた木は200本に1本位の割合で確認しましたが、1本あればその周囲に何本かあることが多いです。
それに1室や2室の場合は3室ある最も多い通常タイプの例外として、ごくまれにしか見つかりませんでしたが、4室の場合、5m程の木で11月末に見た時点で、残っていた17個の実の子房がすべて4室あったものや、果実の半数以上が4室で残りが3室と言った4室が優勢な木も何本かありました。

画像は、子房が4室で果皮が4裂しているヤブツバキの実です。

Re: ヤブツバキの実 - panda

2017/02/12 (Sun) 10:35:01

神戸の望月さんへ
長崎もヤブツバキがきれいです。望月さんのツバキの話題で、次はヤブツバキを描いてみようと歩いてみました。玉之浦がいいなと思うのですが、なかなか植栽されているところに出会わず、仕方ないのでヤブツバキにしようと思います。
花を手にとってみると、子どもの頃の記憶よりはるかに小さいと思いました。柱頭は3に分かれて、果実は3室が多かったですよ。いびつなのも多かった。
そんなことを考えながらの、春のお散歩でした。

Re: ヤブツバキの実 - 神戸の望月

2017/02/12 (Sun) 22:33:28

pandaさん、今晩は。
ヤブツバキの花や実を観察されて歩かれたんですね。
この時期でも裂開して種子が残っている実が多くありますが、高い位置にあるものはドローンでもなければ、観察が大変です。

今まで目撃した、ヤブツバキの種子を食べる動物は、イノシシ、ホンドリス、ニホンザル、タヌキですが、鳥にも食べるものがいるのでは思っています。
画像は様々な大きさのヤブツバキの種子です。子房の1室が熟して割れる時に、多ければ9~11個位になります。一番小さいものは5mm位です。
5mm程の大きさの種子が地面に落ちていたら、ツグミのように地上を歩いて餌を探すことの多い鳥は食べている可能性があると思います。
鳥が種子を食べていると考えると、内陸部に点在するヤブツバキの存在も納得がいきます。

いずれにしても、不定形で大小様々な種子を地面に落とすヤブツバキの戦略はかなり優れていると思います。
大きさに応じて色々な動物が食べてくれる可能性を秘めているからです。

Re: ヤブツバキの実 - 神戸の望月

2017/02/13 (Mon) 17:32:42

みなさま、今晩は。
上の文章で大事な点を書き忘れていました。
ヤブツバキの実を通常の餌としている動物が食べた場合、胃腸の調子がよければ、消化吸収されているはずです。
ただ、主な餌とはしていない鳥などがたまに口に入れた場合、消化されずにそのまま出てくる可能性があるのではと考えました。
以上です。

Re: ヤブツバキの実 - panda

2017/02/14 (Tue) 09:01:46

神戸の望月さんへ
果実がこんなに不ぞろいというのは、認識していませんでした。そのことから運び屋さんを想像するのはたのしいですね。
ツバキのように皮に包まれた種子を想像してみると、クリなども種子の形や大きさなどさまざまで当てはまりそうです。それから、ドングリ類はオシドリの好物なので、望月さんのツバキを鳥が食べるというのはアリかなと思いました。

陽だまりにシハイスミレが咲き始めました

沖縄のシダ - panda

2017/01/07 (Sat) 09:22:25

イヌタマシダとリュウキュウイタチシダを見分けられるようになろうと話ながら歩いたのですが、これがリュウキュウかしら?と思って写真に撮ってきたものです。
中ほどの小羽片は下先。でもソーラスは丸っこくて、ナガバノイタチシダとは違う雰囲気です。

Re: 沖縄のシダ - panda

2017/01/07 (Sat) 09:23:54

ナガバノイタチシダはどうなのかと、長崎のを見たりしたのですが。。。こんな形のような気もしますし、区別がつかなくなってしまいました。

Re: 沖縄のシダ - panda

2017/01/07 (Sat) 09:24:54

もっとアップにしてみました。
苞膜に毛がはえています。

Re: 沖縄のシダ - panda

2017/01/07 (Sat) 17:29:17

すみません、遅くなりました。4枚目の写真です。別株ですが、同じ葉形のものでソーラスがはじけたのが写っていました。
ナガバノイタチシダのような気がしてきましたが、いかがでしょうか。よろしくお願いします。

Re: 沖縄のシダ - こまつな

2017/01/09 (Mon) 00:49:24

 pandaちゃん、皆さまこんばんは。
 スレが変わりましたが、以前みっちゃん先生にハチジョウシダと教えて頂いた幼株をもってきました。ハチジョウシダの斑入りです。成長すると消える様ですね。

Re: 沖縄のシダ - こまつな

2017/01/09 (Mon) 01:00:07

それから、比較できるかなと思って、昨年の夏から撮り貯めた数か所のイヌタマシダかなと思える画像(これは1か所の同じ個体)をもってきました。
イヌタマシダの鱗片はリュウキュウイタチシダやナガバノイタチシダに比べると細めの披針形です。
リュウキュウの鱗片はこれよりちょっと幅が広く、ナガバノの鱗片は更に広めのような気がしています。
又別な個体もまとめてみようと思っていて、少しずつでも違いが分かればと思っています。
(ナガバノイタチシダは小羽片の鋸歯の先が跳ね上がるような感じで上を向く。)これも教えて頂きました。

Re: 沖縄のシダ - panda

2017/01/09 (Mon) 16:03:16

こまさん、こんにちは。
ハチジョウシダにも幼株には似たような斑が入るのですね。イノモトソウの仲間はこんなかんじなのかも。

それから、細部の画像ありがとうございました。盛り上がったソーラスは独特ですよね。ナガバノイタチシダはこんなんじゃないと思っていたのですが、実物を見たことがなくて、春にもう一度確認してみます。先日見てきたナガバノイタチシダの細部を1枚にしてみました。こまさんのところはナガバノイタチシダが少ないから、これと比べてみてください。小羽片の鋸歯のハネも拡大してみました。

師走のシダ - 陽だまり

2016/12/30 (Fri) 14:08:07

pandaさん今日は。
小さな子供は寝ていても騒がしく感じますが、帰ると灯りが消えたようで寂しくなりますね。私は12月に入ってようやく本格的に歩く時間がとれるようになりました。
水が滴る岩場に点在するきれいな斑入りのシダを見つけました。葉身は5~15cmでソーラスはなし。葉が大きくなると斑が薄くなる傾向があります。近くにオオバノアマクサシダがあり、その子供かなと思います。こんな斑入りをみたことがありますか?

Re: 師走のシダ - panda

2016/12/30 (Fri) 15:16:17

孫が帰って、大掃除の真っ最中です。息子か「みみちゃんレス」とかなんとか言っていましたが、そんな感じ。

こんな斑入りのシダみたことあります。神社の水場の近くなのですが、イノモトソウと思っていました。

ここの神社にはオオバノハチジョウシダ、イノモトソウ、アマクサシダなどがあります。みっちゃん先生が気づいてくださるといいですね。

ちょっと叫んでみよう、みっちゃん先生~!
お正月で帰省されているかもしれませんね。

Re: 師走のシダ - 陽だまり

2016/12/30 (Fri) 16:11:30

pandaさんのも良く似ていますね。
わたしも最初は近くにあるオオバノイノモトソウかと思いました。ほかのを探しているうちにこの写真のがあったので、近くに少しあるオオバノアマクサシダだろうと思いました。
しかし、オオバノアマクサシダが岩に付いたり、苔の中に生えたりする?、オオバノアマクサシダの小さいのは皆斑入り?と疑問に思ったのです。

Re: 師走のシダ - panda

2016/12/31 (Sat) 02:30:53

陽だまりさん、こんばんは。
オオバノアマクサシダというのが未だにはっきりわからないんです。この神社のオオバノハチジョウシダは背丈以上あるので、3倍体と思います。斑入りのイノモトソウ仲間とは10mも離れていません。
ここでは、オオバノハチジョウシダなのかオオバノアマクサシダなのか区別できないものがたくさんあります。それらの幼体なのかしら?

明日、ウラジロを取りに神社の近くに行ってきますので、どうなっているのかちょっとのぞいてみることにしますね。

Re: 師走のシダ - 陽だまり

2016/12/31 (Sat) 13:54:33

こちらでオオバノアマクサシダと呼んでいるものは、葉にはっきりした鋸歯がないのが普通です。pandaさんの斑入りは鋸歯が多いですね。こちらのオオバノイノモトソウは葉に鋸歯があるものとないものがあると聞いたことがあります。
では、良いお歳を。

Re: 師走のシダ - panda

2016/12/31 (Sat) 14:56:42

陽だまりさん、見てきました。
私の斑入りのイノモトソウの仲間はなくなっていました。となりのミゾシダは大きくなっていたので、刈られたわけでもなさそうです。
それで、周辺をもう一度よくみてみましたが、半径10mのイノモトソウの仲間は、オオバノハチジョウシダ、ハチジョウシダモドキ、イノモトソウ、アマクサシダでした。(オオバノアマクサシダ的なものも見かけますが、オオバノハチジョウシダと分けることができません。)それらの幼体に斑入りはありませんでした。陽だまりさんのはオオバノアマクサシダだと思います。鋸歯は栄養葉にはあるようです。胞子葉も偽苞膜がないところは鋸歯がみえるみたい。

アマクサシダが羽を広げたつばさのように可愛かったので、机の餅飾りのウラジロの代わりに使ってみました。みかんの代わりは酉年にちなんでひよこちゃん。陽だまりさん、この話題は持ち越しということで・・・来年もよろしくお願いします。

Re: 師走のシダ - panda

2017/01/03 (Tue) 08:41:48

陽だまりさん、あけましておめでとうございます。
みっちゃん先生のフェイスブックがまだ更新されていないので、お帰りになられていないのではないかと思います。

オオバノハチジョウシダの幼体と思われるものの、斑入りがありました。鹿児島で撮ったものです。陽だまりさんがコメントされているように、幼体のときは斑が入りやすいのかもしれませんね。

Re: 師走のシダ - 光田 重幸

2017/01/07 (Sat) 06:28:53

 皆さま、ご無沙汰いたしました。
 オオバノアマクサシダはオオバノハチジョウシダの南方早熟型で、ともに幼少期には普通に斑入り(模様斑)になります。大きくなると消えます。葉縁の鋸歯は、栄養葉では顕著で、胞子葉ではなくなります。
 京都では寒すぎるのか、はっきりしたオオバノアマクサシダは見つかりません。四国では、やや普通にありますね。
 写真は松山市の平野部の北部にある湧水地帯の用水路。昔からオオバタネツケバナを「ていれぎ」と呼んで、漬物にしていたところです。それは大半がクレソンに入れ替わっていましたが、水底にこんな水草がびっしり。花や果実の時期ではないので種類の同定は難しいですが、ネジレモの仲間(バリスネリア)でしょうね。

Re: 師走のシダ - panda

2017/01/07 (Sat) 09:13:35

みっちゃん先生、おはようございます。「ともに幼少期には普通に斑入り(模様斑)になる」ということ、ありがとうございました。なんでもないことなのに、わかるとうれしいものです。
ていれぎはどこに行ったのでしょう?長崎もクレソンはいたるところで群落を作っています。藻・・・というとマツモムシさん、お元気なのかなぁ・・・

こまさんと「これがイヌタマシダかな?」と話したものです。

Re: 師走のシダ - panda

2017/01/07 (Sat) 09:17:16

ソーラスは、苞膜が割れているというのがこんな感じ?なのでしょうか。
それで、もう一つわからないナガバノイタチシダみたいなシダをスレッドを変えてアップしてみます。ヒントを教えてください。また、こまさんと一緒にみてみます。

ツメレンゲ - 陽だまり

2016/12/14 (Wed) 07:20:37

ツメレンゲにも葉が帯粉するタイプとしないタイプがあります。これは葯の他に赤い色素を持たず、葉が帯粉するタイプです。葉も幅広いです。

Re: ツメレンゲ - 陽だまり

2016/12/14 (Wed) 07:29:19

こちらは葉などが赤い色素を持ち、葉の幅が狭く帯粉しないタイプ。産地によってはこちらのタイプで帯粉するものも見ます。花序の下部で分枝するタイプも見ますがイワレンゲやゲンカイイワレンゲ、アオノイワレンゲのようには細かく種名がつけられてないように見えます。

Re: ツメレンゲ - panda

2016/12/15 (Thu) 22:28:34

陽だまりさん、こんばんは
昨日は女子会で遅くなってしまいました。
ツメレンゲの帯粉するタイプをみて、私の画像も探して見ました。屋根の上に咲くのは帯粉してる???
http://nannjyamonnjya.blog68.fc2.com/blog-entry-1066.html

ここの写真を拡大してみます。
ロゼットを見ると白っぽくなってしました。

Re: ツメレンゲ - panda

2016/12/15 (Thu) 22:34:23

同じ家の石垣についているものは赤く色づいていています。チャボツメレンゲも赤いタイプと青いタイプが同所に混在しています。
ヤツガシラははっきりわかりません。

ところで、ツシマレンゲというのがあると光田先生に聞いたことがあります。イワレンゲとツメレンゲの雑種で、ネット上には一枚写真が出てきますが。。。1枚目はそんな感じでもないのでしょうか?

Re: ツメレンゲ - 陽だまり

2016/12/16 (Fri) 07:29:45

寒くなりましたね。昨夜は家の辺りでも霙でした。
一枚目の写真を撮影した山系は数キロ離れた辺りでもこのような葉で、どの株も葉の幅が広くて扁平な傾向がありました。雑種ではなくそのあたりのツメレンゲの特徴だろうと思います。チャボツメレンゲは赤い色素があるものしか見たことがありません。

Re: ツメレンゲ - panda

2016/12/17 (Sat) 11:25:55

陽だまりさん、こんにちは。
根生葉をみると、やっぱりツメレンゲですね。葉の幅で困っているのが、ウンゼンマンネングサとナガサキマンネングサです。二つは全然似てないのに、ツメレンゲとイワレンゲくらいの差はあるのに、丁度中間みたいなのがあるのです。それが連続しているから、これはナニ?っていうのがあります。

それから、チャボツメレンゲはよく見たら青いと思っていたけれど、赤みが入っていました。赤いのは黒いといったほうがいいくらい、海老茶色でした。私の記憶違いです。すみません。

Re: ツメレンゲ - panda

2016/12/17 (Sat) 11:37:49

陽だまりさん、ウンゼンマンネングサはもしかしたらツシママンネングサなのかもしれません。もう少ししらべてみます。ここは平戸島でした。

Re: ツメレンゲ - 陽だまり

2016/12/19 (Mon) 07:25:15

ナガサキマンネングサは見たことがありませんが、福岡県と大分県ではウンゼン型、ツシマ型、セトウチ型を見ます。ツシマ型もセトウチ型も現地で見てないので、私はウンゼンマンネングサでまとめています。ネット検索では参考になるサイトがありますね。画像は福岡県のセトウチ型。ここのは極端に赤いですが、葉が緑で茎だけ赤いタイプもあります。花期の茎の色が赤く、葯は橙色。私が見ているのはウンゼン型を含めて裂開前の葯の色はすべて赤系です。黄色は見たことがありません。

Re: ツメレンゲ - panda

2016/12/19 (Mon) 21:57:36

陽だまりさん、こんばんは。
福岡のウンゼンマンネングサをありがとうございます。葯が赤いということもポイントみたいで、確認できてよかったです。
上の写真の元画像を見つけ出すことができず、ウンゼンマンネングサの写真を貼ってみます。葯の色は黄色です。葉が密についてます。

Re: ツメレンゲ - panda

2016/12/19 (Mon) 22:02:24

ナガサキマンネングサも貼ってみますね。ナガサキマンネングサは海岸でみるとかなり大きくなり、葉幅もひろくなりハママンネングサに似てきます。
そう考えると、ウンゼンマンネングサも葉の幅が広いもありそうです。また、観察してみることにします。

Re: ツメレンゲ - 陽だまり

2016/12/20 (Tue) 06:11:16

pandaさんのナガサキマンネングサもウンゼンマンネングサも葯が黄色ですね。私はウンゼンマンネングサで黄色い葯は見たことがありません。
ウンゼンマンネングサ(セトウチ型)の葯と茎の色が判る画像がこれです。茎が赤いのは葉がついている範囲だけです。梅雨時なのに秋の紅葉を見ている気分になる不思議なマンネングサです。

Re: ツメレンゲ - 陽だまり

2016/12/20 (Tue) 07:30:41

これは、葉が蜜に付いてやや幅広いものも見えるウンゼンマンネングサ。ただし、11月の撮影なので花期にはちがっているかもしれません。

Re: ツメレンゲ - panda

2016/12/21 (Wed) 02:14:45

陽だまりさん、ウンゼンマンネングサの画像ありがとうございました。
セトウチ型もツシマ型を見せていただいたので、だいたいの様子がつかめてきました。最近Flora of japanのデータベースを見ることができないですよね?私だけかなぁとか思いつつ・・・
新しい平凡社の図鑑にはツシママンネングサの特徴が書いてあるか確認してみます。

写真は普通見かけるウンゼンマンネングサ

Re: ツメレンゲ - こまつな

2016/12/22 (Thu) 12:00:00

 pandaさん、 陽だまりさん、こんにちは。
 マンネングサつながりで、先日pandaさん達と最後に行った海岸でコゴメマンネングサの小さな群落がありました。ここではまだ花はみていませんが、また出かけて花が咲いていたら撮ってきますね。南九州にも自生があるらしいですね。

Re: ツメレンゲ - panda

2016/12/23 (Fri) 01:21:46

こまさん、コゴメマンネングサの写真ありがとうございました。先日海岸で見たときはタイトゴメと勘違いしていたけれど、帰ってタイトゴメを見てみたら違うことがわかりました。
タイトゴメの花の咲いていないものを貼ってみます。この仲間はむずかしいですね。

Re: ツメレンゲ - 陽だまり

2016/12/27 (Tue) 07:27:56

pandaさん、こまつなさんお早うございます。
セトウチ型は福岡県の他に大分県でも見ています。セトウチ型は木質化したように見える茎が地表を這う点もウンゼンマンネングサと異なります。セダム属は学名がある国内種だけでも種類が多く、さらに近場にはヒメレンゲに似て自生環境が全く異なるものなどよくわからないマンネングサが2種類あります。
これは福岡県のウンゼンマンネングサ。本場のものより葉が蜜でないように見えます。

Re: ツメレンゲ - こまつな

2016/12/29 (Thu) 23:03:31

pandaさん、陽だまりさん、こんばんは。
図鑑でマンネングサの仲間をみたら、かなり種類が多いですね
。こちらには3種類でした。花の時期には気を付けてみたいと思います。
写真はコモチマンネングサです。

来年も宜しくお願いいたします。

Re: ツメレンゲ - panda

2016/12/29 (Thu) 23:26:53

陽だまりさん、こんばんは。
マンネングサの仲間は、地域によって大きさなど違うのかもしれませんね。でも、微妙で悩ましい。私もマルバマンネングサのようで、ナガサキマンネングサのような変なのを観察中です。

こまさん、コモチマンネングサは長崎では一番よくみかけるマンネングサです。他にも園芸種の逸脱などがあり、やめてくれ~!状態です。

やっと孫ちゃんが帰り、平穏な日常がはじまりました。さみしいようなホッとしたような。。。^m^
ヒメマルバマンネングサを貼りますね。

イワレンゲ - me

2016/11/30 (Wed) 16:11:30

イワレンゲも奥が深いですね!

イワレンゲ、ゲンカイイワレンゲ、アオノイワレンゲ等色々種類があるみたいですが、遺伝子解析すれば答えが出そうですね。

ツメレンゲでも葉色や葯の色変わりがあるかと思いますが、ツメレンゲは本当に一種だけでしょうか。

アマガエルも遺伝子を調べてみたら二種類あることが分かったそうです。広島大学の爬虫類研究所が調査して分かったそうです。外見は一緒でも鳴き声とかが微妙に違うとか。愛知県辺りで東西に二種のアマガエルが棲み分けているらしい。

疑わしきはDNA解析ですね!


Re: イワレンゲ - panda

2016/12/04 (Sun) 11:05:11

meさん、こんにちは。
お返事が遅くなりすみませんでした。DNA解析も考え合わせるのはよいなと思いますが、まず、目で見て違いをみつけなくてはと思うのですが…私みたいな素人には難しすぎです。

沖縄で食べた、ぐるくんのから揚げ

イワレンゲ - 平家蟹 URL

2016/11/05 (Sat) 20:01:21

行ってきました、でも見当たらない。
さすがにこれは来すぎたと引き返しながら探しましたが今年は少なく1ヶ所の群生地と1株だけ、手の届くようなのは無し。
上の方なら見落とした可能性もあるけど手が届くような場所に咲いていたら見逃すことないよな・・・多分

Re: イワレンゲ - 平家蟹 URL

2016/11/05 (Sat) 20:02:27

今回見つけた唯一の群生地、見ての通り突き出した岩塊の上部に生えています。
この岩塊は多分数年の内に落下しそう、実際下には崩落して砕けた岩が転がっていました。

Re: イワレンゲ - 平家蟹 URL

2016/11/05 (Sat) 20:04:15

花は咲いていたけど4倍望遠では撮れね~

Re: イワレンゲ - 平家蟹 URL

2016/11/05 (Sat) 20:05:27

ダルマギクは随分咲いていました、一番多く咲いていた場所を切り取ってますけどね。

Re: イワレンゲ - panda

2016/11/06 (Sun) 06:44:17

平家蟹さん、おはようございます。
台風で株が落ちたのかしら?それとも盗掘?もしかしたら、1コマ目の地名と写真がないほうがいいかもしれないですね。でも、見事なイワレンゲをありがとうございます。ダルマギクも今が見ごろですね。

まだ咲いていたマメダヌキちゃん

Re: イワレンゲ - 平家蟹 URL

2016/11/06 (Sun) 21:38:58

ロゼットもあんなにたくさんあったのに何故見かけないのか不思議でした。
ほんと昨年来て大正解でしたよ。
ナガボノワレモコウも去年よりは少なく、と言うか去年が多かったんですけどね。
以前あの辺りの田圃全てで稲作が行われていた頃はホント少なかったんですが休耕田が増えるに連れて増えてきました、
かと言って田圃の中に生えてくるんでは無いんですけどね。
今年のタヌキマメは藪が酷くて開花確認できない状態です。
お仲間を見つけたけど多分数日の内に刈られた模様。

pandaさんに見てもらえればOKなので1枚目編集しました。

Re: イワレンゲ - panda

2016/11/07 (Mon) 00:02:57

平家蟹さん、ありがとう。
イワレンゲ増えていくと良いですね。多肉植物はお店で売ってるから、買い求めれば良いのにと思います。育てるのもそんなに難しくないのに…そういえば、長崎の海岸のツメレンゲも最近は手の届くところはありません。イノシシかな?とも思ったりしたのですが、多肉植物って美味しいのかな???
ナガボノワレモコウも健在でよかった。もうそんな季節なのですね。11月だものね。いよいよ花散策も一休みの季節です。ちょっと淋しい。
でも、月末は沖縄なので・・・うふふ

Re: イワレンゲ - haya

2016/11/20 (Sun) 20:57:46

平家蟹さん、pandaさん、こんにちは。
見覚えのあるイワレンゲですので、ちょっと初めてですがお邪魔しました。
当地のイワレンゲは今年は株がかなり減少してます。
私も11月に入って確認に行きましたが、すごいショックで、盗掘されたのではと心配しましたが、よく観察すると灌木や草木などに覆われて今年は姿が見えないのかなと思いました。環境の変化もあったのでしょう、絶対に手が届かない絶壁のミニ群落も消えてましたから。
それでも手元で見れる株は3~4株ほどありました。
来年は増えてると信じてます(^^)

Re: イワレンゲ - 陽だまり

2016/11/20 (Sun) 23:01:47

pandaさんすみません。盗掘と踏み荒らしによる希少種の減少に悩まされているので一言。
イワレンゲの開花株は種子散布後に枯れます。昨年咲いていた場所になくても不思議ではありません。翌年、種子の一部は発芽します。今年、そのあたりに若い株がなければ来年の開花はありません。苗がなければ盗掘の可能性は否定できません。
盗掘者にもいろいろなレベルがあります。手が届かない絶壁や幹の高所にあるから盗掘されないだろうというのは甘い考えです。プロの盗掘者はそれなりの盗掘スキルを持っているので希少価値があるものは手が届かない断崖であろうと盗られます。
樹木に着生したものは木を切り倒し、崖は壊して盗られることもあります。屋根の上のイワレンゲは家の改築や取り壊しで消滅しているので岸壁の自生地は残ってほしいものです。

Re: イワレンゲ - panda

2016/11/23 (Wed) 19:42:48

すいません、気がつかなくて今頃のお返事になってしまいました。
hayaさん、お久しぶりです。その節は大変お世話になりました。可愛いイワレンゲの写真もありがとうございます。でもイワレンゲが少なくなって残念です。植物園で育てているイワレンゲは、ほおっておいてもこぼれ種から育つほどたくましいのに、少なくなるのはやはり原因があるのかもしれません。あの海岸だと踏み荒らしは考えられないけど…嫌ですね。お気に入りの海岸なら特別です。

陽だまりさん、ここへもありがとうございます。木を倒しても盗る、崖を崩しても盗る…。こうして写真をアップするのさえ盗掘の手助けをしているのかもしれないと考えると、なんだか悲しいです。どうしたらいいのだろう…

ゲンカイイワレンゲ~その① - 陽だまり

2014/03/10 (Mon) 07:02:23

先日、北九州自然史・歴史博物館であった「ゲンカイイワレンゲに関する研究経過報告」から、分類上のポイントをまとめてみました。分布は中国、朝鮮半島、日本(長崎、福岡)

①ゲンカイイワレンゲはアオノイワレンゲの別名説~1910年
田代善太郎が1909年に対馬で採集した標本を牧野富太郎に同定を依頼し、牧野はアオノイワレンゲとした。これに伴って「日本の野生植物 草本」や「河川水辺の国政調査 平成24年度生物リスト」ではゲンカイイワレンゲはアオノイワレンゲの別名とされている。福岡県での発見は1929年。
②ゲンカイイワレンゲの命名~1956年
標準和名は大井次三郎によって命名された。当時の学名はOrostachys genkaiensis Ohwi
③アオノイワレンゲとゲンカイイワレンゲ別種説~1990年
大場秀一が両者の詳細な形態的特徴の比較から、北日本産をアオノイワレンゲまたはコイワレンゲ(var. aggregeatus)、九州北部産をゲンカイイワレンゲ(var. malacophyllus)の二変種に分類した。その後、環境省レッドリスト(2007)はvar. malacophyllusを採用した。Flora of Japan Volume Ⅱ(2001),Flora of China(2001),Illustrated Handbook of Succulent Plants Crassulaceae(2003)などの海外の植物誌では亜種であるssp. malacophyllusが使われている。
④その後のDNA解析の結果
両者の遺伝的距離が近いため亜種や変種にできるかDNAでは判断し難い
ということでした。

⑤したがって、ゲンカイイワレンゲはアオノイワレンゲ広義(Orostachys malacophylla (Pall.) Fisch.)の変種または亜種で良さそうです。ちなみにアオノイワレンゲの学名は(var. aggregeata (Makino) H.Ohba)でアオノイワレンゲ広義の変種。

8日に福岡の全自生地を巡ってきました。添付画像は春咲きゲンカイイワレンゲ。どの世界にも変わり者がいるものです。
なんと、今朝は屋根と草地がうっすらと雪化粧。これも珍しいです。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - panda

2014/03/10 (Mon) 08:39:33

ゲンカイイワレンゲの研究報告ありがとうございました。昨年は九大の学生さんが調査中でいろいろ伺ったのですが、「ゲンカイイワレンゲと呼んでいいのじゃないか」と言われました。こんないきさつだったのですね。でも複雑で一度読んでもよくわかりませんね。⑤があるならば、ゲンカイイワレンゲはアオノイワレンゲ広義(Orostachys malacophylla (Pall.) Fisch.)の変種または亜種でいいのかしら。

ツメレンゲも真冬に咲くことがあります。そういえば、ここ数年ツメレンゲの産地がボロボロなんです。高いところにには咲いているのですが、手の届くところは子株しかありません。イノシシが食べるのかな?
今日の長崎の朝も寒かったですよ。

それから、今多肉植物を集めているのですが昔、野母崎の民家の屋根にイワレンゲがあったそうです。調べて見ると国内帰化でした。イワレンゲの場合よく栽培されたりもしていたのかしら、自生と見分けるのは大変そうです。

ゲンカイイワレンゲ~そのいち② - 陽だまり

2014/03/13 (Thu) 07:30:46

ゲンカイイワレンゲの戸籍みたいなものでわかりにくかったかもしれませんね。“⑤したがって、”を追記しておきました。
調査している方は分類を専門としていないので,ゲンカイイワレンゲとイワレンゲやアオノイワレンゲの相違点はわからないとのことでした。葯は黄色~汚淡紅色

さて、ゲンカイイワレンゲの葯の色です。
当地の裂開直前の葯が黄色と濃紅紫色の花をプリントして見てもらいました。どのタイプも見たことがないそうです。
長崎にも黄色の葯があったとのことで、その画像ファイルを送ってもらいました。裂開直前の上部の葯は薄く紅色を帯び,下部の葯が黄色。福岡のゲンカイイワレンゲの一部に見られる黄色タイプではありませんでした。
長崎、福岡、山口のイワレンゲ、ゲンカイイワレンゲの葯の色を整理すると、
①ゲンカイイワレンゲ/長崎
 黄色(上部の葯は薄紅紫色)~紅紫色(最も多い)
②ゲンカイイワレンゲ/福岡
 黄色~濃紅紫色(少ない),最も多いのは紅紫色
③イワレンゲ/福岡(2ヶ所)
 黄色。ゲンカイイワレンゲより白っぽい黄色。
④イワレンゲ/山口
 黄色~汚紅紫色(レッドデータブックの表現)

結局、ゲンカイイワレンゲとイワレンゲを花期の特定の個体の葯の色で見分けるのは難しいのかもしれません。花期の葉の形も傾向としてはゲンカイが長いですが一概には言えず同定には難しそうです。確実なのは葉の色。
アオノイワレンゲとの違いとなるとさっぱりわかりません。研究者の間ですら紆余曲折があるのですから無理もないかも。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その② - panda

2014/03/14 (Fri) 00:28:07

陽だまりさん、こんばんは。
イワレンゲの葯の色は白っぽい黄色~少しピンクが入ったものまである。ゲンカイイワレンゲの葯の色は黄色~濃紅紫色まであり葯の色はあまりこだわらないと思ってもいいのかしら。
長崎県植物誌(外山三郎著)を見ると、対馬のものをアオノイワレンゲ、壱岐のものをゲンカイイワレンゲとしています。外山先生はどこで区別したのでしょうね。イワレンゲとゲンカイイワレンゲは葉の色で区別するということで理解できます。
今回もゲンカイイワレンゲについてのお話ありがとうございました。私も陽だまりさんにお礼ができるような知識を身につけたいのですが、難しいので調査係ということでお役に立てればいいでのですが・・・<(_ _)>

Re: ゲンカイイワレンゲ~その② - 陽だまり

2014/03/14 (Fri) 07:29:08

長崎産はすべてゲンカイイワレンゲとして調査していました。
一時期、アオノイワレンゲとしていた時期もあるので、植物誌はその当時の種名だったということではないでしょうか?
長崎の黄色タイプの葯の画像は対馬産です。

その②に"結局、ゲンカイイワレンゲとイワレンゲを花期の特定の個体・・・(中略)・・・傾向としてはゲンカイが長いですが"の部分、イワレンゲの間違いです。編集削除キーを入れてないので修正できませんでした。

ゲンカイとアオノの区別は大場先生の調査ろんぶん論文ということになるのでしょう。読んでみたいですね。

次は先日の、雑種アゾラの葉の顕微鏡写真をゆきます。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その② - panda

2014/03/14 (Fri) 11:46:06

陽だまりさん、こんにちは
イワレンゲの最終講話ありがとうございました。②の「ゲンカイ→イワレンゲ」は私には訂正することができないのですが、しかと受け賜りました。植物誌のほうは確認できず過去の記録をそのまま継続したりもしますよね、それで壱岐と対馬で名前が違っているのかもしれません。大場先生が何を基準に分けたのかは私も知りたいですが、今のゲンカイイワレンゲ説でも難しいのにわかるかしら?
次回の雑種アゾラの顕微鏡写真楽しみにしています。

長崎のネコノメソウはとっても地味です。小さいしヤマネコノメ?って思うくらい。でもおしべ4本、葉は対生だし毛もないからやっぱりネコノメソウしか当てはまりません。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - me

2016/11/09 (Wed) 17:31:35

ゲンカイイワレンゲとイワレンゲの遺伝子が近いということは、地域変種ということでしょうか?
実際葉の色とか葯の色とかは一定数現れる変異個体の差でしょうか?
植物にはあまり詳しくありませんが、福岡県と山口県の自生地は距離的に近いんでしょうから色変わりの同種という素人判断は危険ですかね?

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - panda

2016/11/10 (Thu) 08:46:50

meさん、コメントありがとうございます。
私には判断できませんので、とりあえず目に付きやすいいように上にあげておきますね。コメントが付くといいのですが、難しいかもしれません。どなたか専門の方に聞かれたほうがよいと思います。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - 陽だまり

2016/11/11 (Fri) 07:33:19

meさん、pandaさんおはようございます。
両者をしつこく比較観察している植物好きとしての見解ですが、単なる色違いの変種ではないと考えています。
添付写真のようにイワレンゲの葉の白っぽいのはこするととれます。ゲンカイイワレンゲは中国大陸、韓国、長崎、福岡に分布とあるので色違いの品種レベルではないと思います。イワレンゲが白いのは葉の表面が粉のようなものがついているからです。写真は屋根に自生している方がタコツボにうえたものをいただいたものです。
もう一つの違いは、県内複数個所のイワレンゲは葉と葯に赤系の色素がないということです。これは帰ってから投稿します。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - panda

2016/11/11 (Fri) 09:48:07

陽だまりさん、おはようございます。
よかった♪ コメントありがとうございます。私の掲示板なのに他力本願ですみません。
イワレンゲの白いのは表面に粉のようなものがついているのですね。今植物園にロゼットがあるので、次に行ったときに触ってみます。

イワレンゲの葉 - 陽だまり

2016/11/13 (Sun) 02:57:35

帰ってからと言いながら遅くなりました。
これまで見た県内のイワレンゲの葯、葉、苞、茎は赤や茶系の色を含みません。

無題 - 陽だまり

2016/11/13 (Sun) 03:01:05

これもイワレンゲで、上の画像とは産地が異なります。

無題 - 陽だまり

2016/11/13 (Sun) 03:18:59

これは子房の色の変化を示す画像です。葯が裂開した花が最上部だけで、花期の終わりに近い個体ですが、開花初期は淡い黄緑からクリーム色です。下部の花の子房(果実?)は褐色に変化します。ゲンカイイワレンゲは赤くなります。
これまでに見てきたイワレンゲは白から緑系の色しか発現せず、やがて枯れます。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - panda

2016/11/14 (Mon) 08:27:31

陽だまりさん、イワレンゲの葉と葯に赤系の色素がないということ、よく分かりました。子房の色は変化するのですね。
私が山口で見たものは、葯の色が少し赤みがあり、冬は葉にも赤みが入っていました。福岡と山口では地域的な差か、地質的な差があるのかなぁ?これこそ個人的な考えなので、とりあえず違いがあることだけ下に証明^m^
http://nannjyamonnjya.blog68.fc2.com/blog-entry-1799.html
でも、この赤みというのは、ツメレンゲなどでも変化があるように思います。

無題 - 陽だまり

2016/11/16 (Wed) 07:33:06

pandaさん、おはようございます。
葯が薄く桃色かかるタイプは知っています。ウスベニレンゲ(f. rosea (Sugaya) H.Ohba)と言われるタイプでしょうか。山口県には葯が黄色だけのイワレンゲ自生地もあります。
私がもらって開花まで観察したイワレンゲは霜にあっても変色なし。花が咲くと枯れるのでやや赤味がでますが、葉に茶褐色を持つタイプとは紅葉のレベルが違います。
葉に赤い色素がないイワレンゲの子房の色は赤くなるというよりも枯れて茶色になる感じです。厳冬期の色は観察例が少ないので改めて見てきます。

無題 - 陽だまり

2016/11/17 (Thu) 02:00:11

イワレンゲとゲンカイイワレンゲは、葉が帯粉して白っぽく見えるのがイワレンゲ、ゲンカイは帯粉しないので艶があるので、現品を見れば容易に区別できます。葯の色は同定の参考には無理そうですね。
アオノイワレンゲとゲンカイイワレンゲがどう違うのか?
ネット検索で見た範囲ではアオノイワレンゲはゲンカイほど茎の上部で分枝してないように見えます。ゲンカイの大型株はこの画像のように茎の上部でも良く分枝します。イワレンゲよりこの傾向が強そうに思えます。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - panda

2016/11/17 (Thu) 18:54:14

長崎にはアオノイワレンゲが対馬あるようになっています。どう違うのか聞いてみたことがあるのですが、対馬のは小さいのだそうです。でも岩場にあるから小さいのかもしれませんが。ということでした。
ゲンカイイワレンゲも海岸にあるけれど、さらに厳しい状況の中に自生しているのかしら?みたことがないのでよくわかりません。

いつか対馬に行ってみたいです。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - vol

2016/11/17 (Thu) 22:18:02

pandaさん みなさん こんばんは。
スレッドが長くなったのに またふやしてすみません(^_^;)
陽だまりさんのものすごく分岐しているのにびっくりしてつい。。。
画像は先月下旬こちら(宮城県)でみた一番背が高かったアオノイワレンゲです。分岐するのは見ていません。 分岐しているのを見つけてみたいです。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - panda

2016/11/18 (Fri) 15:48:03

vokさん、アオノイワレンゲの写真ありがとうございます。掲示板さまさまです。といっても、大きさだけであんまり違いを見出せないのが悲しい。

そちらはすっかり冬景色ではないですか?長崎はどんよりと雲空です。これから買い物に行ってきま~す!

無題 - 陽だまり

2016/11/19 (Sat) 07:22:37

volさん、アオノイワレンゲの写真ありがとうございます。
最近、こちらでは見られなくなった空の青さです。アオノイワレンゲは、Y-Listに別名コイワレンゲとあるので小型のものが多いのでしょうか?
当地には小さくても分枝する株があるので、VOLさんが分枝したアオノイワレンゲを見てないというのは興味深いです。長崎のはどうなのでしょうね。一度足をのばしたいです。
これは飛来したツマグロヒョウモンとの比較で中~小型サイズのゲンカイイワレンゲの分枝例。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - panda

2016/11/19 (Sat) 08:43:53

皆さん、おはようございます。
長崎にいながら、対馬にまだ行ったことがありません。いつか行ってみたいですね、でも、シカの食害がひどくて希少種は○株というような状況なのだそうです。

http://jf6ied.exblog.jp/7664929/

対馬のアオノイワレンゲを検索してみました。大きな画像がなくよく分からないけど…

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - vol

2016/11/20 (Sun) 16:50:52

こんにちは

陽だまりさん
きょうは日曜日なので(日曜日じゃないと入り込めないので)浜に行ってみました。工事で大分岸壁が少なくなりましたが アオノイワレンゲは結構見られました。
大きさはこの場所では花序の長さが10cm内外のが多かったです。小さいですか?
分岐してるのを探したのですが 画像のは分岐ではないですか? 浜の植物は去年からしか見ていないので多くは見ていません。

pandaさん
大きさは大分違いますか? 画像の長めのが10cm弱ぐらいの花序です。pandaさんのブログの画像では小花の大きさも違うような気がしましたが 陽だまりさんの画像だとそうでもないかなと思ったりして 実物見たことないとわからないですね。

無題 - 陽だまり

2016/11/21 (Mon) 00:05:44

VOLさん、大きさの確認ありがとうございます。
主茎の花序が10cm内外だとゲンカイでは小型です。ゲンカイは分枝した枝には10cm以下が多く、主茎の花序は15~25cmが普通でVOLさんのアオノイワレンゲより大きいです。VOLさんの画像(右)は株の基部から分岐しているように見えます、この分枝はゲンカイでもイワレンゲでも見られます。

pandaさん、対馬産アオノイワレンゲの紹介ありがとうございました。対馬産は周囲の植物との比較からすると、VOLさんのものより大きいように見えます。
ゲンカイイワレンゲとアオノイワレンゲ、どこがポイントなのか悩ましいですね。

紅葉が低山まで降りてきました。今年の紅葉は、悪くはないといったところでしょうか。

Re: ゲンカイイワレンゲ~その① - panda

2016/11/23 (Wed) 18:43:33

みなさん、こんばんわ
volさん、アオノイワレンゲをありがとう。私の写真の小花の大きさは良くわからないのですが、陽だまりさんの説明とvolさんの実況中継で、アオノイワレンゲがイワレンゲより小さいことがわかりました。
どのくらいなのか、見てみたいです。

陽だまりさん、いつも詳しい観察ありがとうございます。またイワレンゲのことを考える機会になりよかったです。対馬のアオノイワレンゲはどうなのかな?

町のナンキンハゼも色づいて、秋らしい風景になりましたね。これから冬に向かって林床は歩きやすくなって、陽だまりさんの冬の間に下調べをして歩く姿が思い浮かぶようです。


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